白色申告の収支内訳書も完成に近づいてきました。
収支内訳書の経費には、空欄が5つ用意されています。
この欄は、いままで説明してきた経費の各費目に
分類されないような費用
たとえば、新聞図書費 とか 支払手数料 とか
会議費 とか 事務用品費 などです。
これらはどこか別の費目に含まれる場合もあれば
金額によってはまとめて雑費でもよいのです。
事業所得の状況を検討する場合に、
収入に対して、どんな費用が発生するのか、
多すぎないかなど経営的なセンスで検討するために
必要に応じて分ければよいのです。
新聞図書費は更に細かく分けて、
新聞購読費と図書費にしてもいいですし
事務用品費は消耗品費として計上しても問題ないです。
事務用品とそれ以外の消耗品を分けたい場合は
事務用品費という科目を別に設けて記載します。
雑費には、少額なもの、たとえば銀行の送金手数料や
会議費でも金額が多くない場合など
こちらも適宜分類します。
ただ、他の経費と比べて雑費の額が突出して多額な場合は
分類して適切な費目名をつけて計上するほうが
収支内訳書の見栄えがよいと思います。
多額の雑費があるというのは、
費用が整理されていないように見えるからです。