こんにちは!行政書士の森です。
みなさんは「VPN」という言葉を聞いたことがありますか?
カフェなどの無料Wi-Fiは便利ですが、通信が誰かに覗き見される危険性も無きにしもあらずってことで。
VPNを使えば、その通信が**「暗号化」**されます。
例えるなら、ハガキでやり取りしていた内容を、中身が誰にも見えない鍵付きのジュラルミンケースに入れて送るようなもの。これにより、第三者に情報を盗み見られることなく、安全にインターネットが使えるようになるんです。
この記事では、「自宅VPNサーバー構築」の第一歩として、まずはこのVPNに慣れるための準備運動編をお届けします。
実は、無料で公開されているVPNサーバーを使えば、今すぐあなたのPCでVPNがどんなものかを手軽に体感できるんです。
この記事では、「自宅VPNサーバー構築」の第一歩として、まずはVPNに慣れるための準備運動編をお届けします。
STEP1:SoftEther VPN ClientをPCにインストールしよう
VPNを始めるために、まずは「SoftEther VPN」という無料のソフトウェアをPCにインストールします。これは日本人が開発した非常に信頼性の高いソフトで、世界中で使われています。
上の「ダウンロード」→「SoftetherVPNのダウンロード」からダウンロードセンターに入ってください。

ワンポイント:※ダウンロードするのは「Server」ではなく**「Client」**の方を選びましょう。
インストール手順は、基本的に画面の指示に従って「次へ」をクリックしていくだけでOKです。
STEP2:新しいVPN接続を作成する
インストールが完了したら、ソフトを起動してVPN接続の設定を行います。
「新しい接続設定の作成」をクリックします。
ホスト名、ポート番号、仮想HUB名などを入力する画面が出ますが、まだ何も入力せずOKを押します。
一見難しそうですが、今回は世界中の有志が公開してくれている「公開VPNリレーサーバー」に接続するので、複雑な設定は不要です。
STEP3:公開VPNリレーサーバーに接続してみる
ここが今回のハイライトです。SoftEtherには、世界中のボランティアが運営するVPNサーバーの一覧が登録されており、ワンクリックで接続を試すことができます。
VPN接続設定の一覧画面で、「VPN Gate 公開VPNリレーサーバー」をクリックします。

すると、世界各国のVPNサーバーが一覧で表示されます。日本や韓国、アメリカなど、様々な国のサーバーがありますね。
一覧の中から好きなサーバーを選び、「VPNサーバーへ接続」ボタンをクリックします。

「接続完了」と表示されたら、あなたのPCの通信はすべて、選んだ国のサーバーを経由するようになりました。これがVPNの基本的な仕組みです。
【体感してみよう】VPNに接続すると、何が変わるのか?
VPNに接続した状態で、インターネットを使ってみましょう。
IPアドレスの確認サイトにアクセスしてみる。
自分のPCのIPアドレス(インターネット上の住所)が、接続したサーバーの国のものに変わっているはずです。例えば、韓国のサーバーに接続すれば、あなたのPCは韓国からアクセスしているように見えます。
Webサイトの表示速度
通信が海外のサーバーを経由するため、日本のサイトを表示するのが少し遅く感じられるかもしれません。これもVPNの特性の一つです。
ワンポイント:中継サーバ一覧の「回線速度」が速く「Ping」が少ないサーバを選ぶとそこそこ快適です。
前編のまとめ
今回は、SoftEther VPN Clientを使って公開VPNサーバーに接続し、「自分の通信を別の場所経由にする」というVPNの基本を体感しました。
今回体感した「通信の暗号化」ですが、公開サーバーの場合は「サーバーの運営者を信用する」という前提があります。
しかし、この仕組みを応用し、自宅のPCを「接続先サーバー」にすることで、自分以外には誰も解読できない、究極に安全な暗号化通信が手に入ります。
「自宅VPNサーバーの構築」の記事も考えてますので、それまでお楽しみに!
