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アドマン3.0=人事になりました。

サイバーエージェントで新卒採用責任者をしています。

この前京大の優秀な就活支援団体Nexusのイベントで話して、割りとウケが良かったので、ブログでもアレンジを加えて公開したいと思います。半分本気、半分冗談、前提として自分への言い聞かせ、みたいな温度感でお読みいただければと思います。


では、参ります。


1. やたら上から言ってくる人事は信用するな。

僕もたいがい偉そうなので、お前が言うな!って思われても致し方ないかもしれませんが、不必要に上から物申してくる人事はあまり信用しな方がいいでしょう。

そもそも内定というオファーを出す前の学生と企業のパワーバランスは明らかに偏っています。あえて図式化すれば以下のようになる。学生は人事の意見を頷きながら聞かなければいけないわけなんですが、その状況を都合よく解釈して不遜な態度を取る人事の話をたまに学生から耳にします。



会話としては、やたら否定してくる人ですね。頭ごなしに否定してくる。一旦否定して貶め入れてからアドバイスすると刺さりやすい、とか、そういうキャリアコンサルの仕方があるのかなぁ、あれ逆効果だと思うんだけど。

否定っていうのは本当に簡単にできるんです。思考しなくても否定できる。だから最もイージーなオプションなんだけど、それを学生に押し付けてくる人はなんだかなぁ、と思います。無意味に詰めてくる人がいたら、半目でやり過ごしましょう。


2. 客観性がない人事は、少し距離をとろう。

信用するな、ってほどではないのですが、自社のことを褒めることしかしない
人事や、競合関係・業界事情、あるいは経済などマクロな環境を語れない人事
の話は一歩距離をとって話した方がいいでしょう。

このタイプの人事は、おそらく会社のことが大好きです。自分の会社が一番良いと信じて疑わない。これ自体はめちゃくちゃ良いことで、その意味ではとっても良い人なんですが、判断材料としては極めて主観的なので、いち意見として捉えるくらいが良いのではないかと思います。

逆にいろんな業界のことを知っていて、ネットワークも豊富な人事の話は面白いですし、その状況の中で今の環境を選んでいるわけなので、そういう人事の話はそこそこ参考にしていいと思います(それでも全幅の信用は寄せない方がいいと思いますが)。


3. 態度が急変する人事も、冷静に対応。

別の言葉で言い換えると、やたらとブレさせてくる人事は少し距離をとったほうがいいかな、と思ってます。

就職活動自体はとても悩むものだと思います。(思考と悩むことは別物だという前提で)悩むというプロセス自体は必要だと思っているのですが、最終的には思考して意思決定しなければならないわけです。

そして就職活動の意思決定は、人生の中でも相当大きな、そして(多くの人にとって)一番最初にくる意思決定だったりする。だから意思決定前にブラされまくると、世迷い人みたいになってしまうんですよね。

去年ももうどうしていいかわからなくなってきました、とか、どこ行っても活躍できそうなので決め手がなくて、みたいな学生によく会いましたが、大抵はブラしてくる人事にあたっており、可哀想でした。

言っていることや態度がころころ変わる人には気をつけたいところです。



以上、しょうもないことを書きましたが、前提としてそんな悪い人はあまりいないと思います。アツくて、みんなのためのことを考えてくれている人事がたくさんいると思いますし、僕もたくさん知っています。

なので、こういう人に出会ったら気をつけましょう、くらいに思っていただければ。








就職活動が本格化する前ですが、(自分たちで言うのもなんだけど)面白いインターンのご紹介です。

あまり学生には知られていないサイバーエージェント子会社なのですが、CCPRというPRを生業とする子会社が存在します。順調に事業を成長させている子会社なのですが、今まで全くインターンなどをやってきませんでした。

サイバーエージェント子会社はマイクロアドやCAモバイル、あるいは元子会社ですがVOYAGEグループなど、学生からも人気の高いインターンを実行している会社がたくさんあるのですが、事業成長に伴い今回はじめてCCPRもインターンを実施することになりました!

応募はコチラ


詳しくはサイトのWORKSを見ていただきたいのですが、CCPRはキャスティングやイベントを強みとするPR会社。今後デジタル業界全体がエンタメ化していく、あるいはエンタメがデジタル化していく中で非常にエキサイティングな領域に事業を展開しているんですね。

今回のインターンのテーマは、CCPRのリソースを活用した新規事業、です。普段新規事業立案系のインターンには否定的な僕ですが、リソースが明確だったりする場合はその限りではないと思っていますし、何かをつくるためのインプットは非常に良質です。

またCCPR社長の森田さんは、僕が新人の頃から何かとお世話になっている方で、今回のインターンにも出張ってもらう予定ですので、その意味でも非常に有意義な機会になると思います。

PR、エンターテイメント業界に興味のある方はぜひご参加ください。


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深夜ノリで、一つブログを更新してみます。自戒の念を込めて系のやつなんですが、「なんとかできてしまう」というのは本当に罪だなぁ、と最近よく思い知らされます。

名著ビジョナリー・カンパニー2(原題「Good to Great」)では、冒頭に良好(Good)は偉大(Great)の敵であると書かれていますが、実はGoodの手前にも罠があるな、と。


割とベテランに多いと思うのですが、仕事の経験値が上がってくると、土壇場力とでも言うのでしょうか。いろんな修羅場をくぐり抜けてきているので、最終的には自分が無理すればなんとか出来てしまう、立ち回れてしまう、という能力というか感覚が身についてきます。及第点に持っていく能力、みたいなもの。テストで言えば一夜漬け力、みたいなものです。


これ、本当に罠、ですね。


なんとかなっているので、文句も言われませんし、自分でもあまり気づかない。とはいえ、Goodのレベルまでは達していないから正直対して評価されない。でも、自分は土壇場で頑張っている感覚が強いから、「なぜ評価されないの?」ってなる。これはとてもややこしい。

さらに「なんとかなる」「こなせちゃう」と思っているのは本人だけで、周りの人はそのペースで動いていない、というところも大きな軋轢を生みます。みんながみんな土壇場対応するわけではない。


これは自分へのメッセージ含めてですけど、関わる全プロジェクトを長期的見通しのもと、GREATを目指すこと。土壇場でなんとかする、は本当に最終手段。極力使わない。使うシーンを避けること。

マネジメントとしては、メンバーにもルックアップしてもらって、土壇場で対応するんではなく、先んじてGREATに向けて頑張れるようにプロマネしていうこと、導いていくこと。

仕事経験が多くなればなるほど、陥る罠だと最近特に思うやつなので、備忘録的に書いておきました。