この前京大の優秀な就活支援団体「Nexus」のイベントで話して、割りとウケが良かったので、ブログでもアレンジを加えて公開したいと思います。半分本気、半分冗談、前提として自分への言い聞かせ、みたいな温度感でお読みいただければと思います。
では、参ります。
1. やたら上から言ってくる人事は信用するな。
僕もたいがい偉そうなので、お前が言うな!って思われても致し方ないかもしれませんが、不必要に上から物申してくる人事はあまり信用しな方がいいでしょう。
そもそも内定というオファーを出す前の学生と企業のパワーバランスは明らかに偏っています。あえて図式化すれば以下のようになる。学生は人事の意見を頷きながら聞かなければいけないわけなんですが、その状況を都合よく解釈して不遜な態度を取る人事の話をたまに学生から耳にします。
会話としては、やたら否定してくる人ですね。頭ごなしに否定してくる。一旦否定して貶め入れてからアドバイスすると刺さりやすい、とか、そういうキャリアコンサルの仕方があるのかなぁ、あれ逆効果だと思うんだけど。
否定っていうのは本当に簡単にできるんです。思考しなくても否定できる。だから最もイージーなオプションなんだけど、それを学生に押し付けてくる人はなんだかなぁ、と思います。無意味に詰めてくる人がいたら、半目でやり過ごしましょう。
2. 客観性がない人事は、少し距離をとろう。
信用するな、ってほどではないのですが、自社のことを褒めることしかしない
人事や、競合関係・業界事情、あるいは経済などマクロな環境を語れない人事の話は一歩距離をとって話した方がいいでしょう。
このタイプの人事は、おそらく会社のことが大好きです。自分の会社が一番良いと信じて疑わない。これ自体はめちゃくちゃ良いことで、その意味ではとっても良い人なんですが、判断材料としては極めて主観的なので、いち意見として捉えるくらいが良いのではないかと思います。
逆にいろんな業界のことを知っていて、ネットワークも豊富な人事の話は面白いですし、その状況の中で今の環境を選んでいるわけなので、そういう人事の話はそこそこ参考にしていいと思います(それでも全幅の信用は寄せない方がいいと思いますが)。
3. 態度が急変する人事も、冷静に対応。
別の言葉で言い換えると、やたらとブレさせてくる人事は少し距離をとったほうがいいかな、と思ってます。
就職活動自体はとても悩むものだと思います。(思考と悩むことは別物だという前提で)悩むというプロセス自体は必要だと思っているのですが、最終的には思考して意思決定しなければならないわけです。
そして就職活動の意思決定は、人生の中でも相当大きな、そして(多くの人にとって)一番最初にくる意思決定だったりする。だから意思決定前にブラされまくると、世迷い人みたいになってしまうんですよね。
去年ももうどうしていいかわからなくなってきました、とか、どこ行っても活躍できそうなので決め手がなくて、みたいな学生によく会いましたが、大抵はブラしてくる人事にあたっており、可哀想でした。
言っていることや態度がころころ変わる人には気をつけたいところです。
以上、しょうもないことを書きましたが、前提としてそんな悪い人はあまりいないと思います。アツくて、みんなのためのことを考えてくれている人事がたくさんいると思いますし、僕もたくさん知っています。
なので、こういう人に出会ったら気をつけましょう、くらいに思っていただければ。