アドマン3.0=人事になりました。 -22ページ目

アドマン3.0=人事になりました。

サイバーエージェントで新卒採用責任者をしています。

本日は講演やらパネルディスカッションやらで話倒した一日だったのですが、ギブリーさんでのパネルディスカッションにて。パネルのお相手はアクセンチュアの人事・佐藤さんだったのですが、めちゃくちゃ面白かったです(いろんな人事の人にあってますが、中でも佐藤さんは超面白い人事だと思います)。

その中で大学時代に何をしておくべきかみたいな話になったのですが、僕からは大学教授とのネットワークを作っておくべしと伝えておきました。

誤解を恐れず言えば、なんだか日本の大学、特に文系の学部生は大学や教授をナメてる節があると思います。授業サボるし、話し聞かないし(あれ話す側になるとキツイんですよね、ごめん先生)。面接などでも、大学で何を学んだの?って聞いて、意味のある回答のできる学生は非常に少ないのが現状です(「経営学を学んでます!」と言いつつヘンリー・ミンツバーグも知らなかったり、「広告勉強してます!」って言ってるのにアル・ライズ知らなかったりするレベル)。

もちろん学生のうちから起業したり、ポジティブな意味で大学をサボってる(サボってるのにポジもネガもないか)人もいるかと思いますが、せっかくお金払って(もらって)大学に行ってるんだから、もっと有効活用した方がいい。

調べてみると、大学にはものすごい資産があります。ものすごい量のデータがあったり、研究機材があったり、ネットワークがあったり、高額な会員制サービスと契約していたり・・・社会人になってから見返すと「なんであの時使わなかったんだろう」的な物が多くあるんですね。ああもったいない。

その中でも最たる資産は、大学教授です。教授という職種はある一定のテーマについて、長い年月を掛けて仮説検証を繰り返しているその道のプロです。ある種のオタクです。オタクは面白いんです。これは真実。

僕も大学時代にお世話になった教授といまだに仲良くさせてもらったり、社会人になってから仲良くなった教授陣ともいろいろ公私ともに良くしてもらってますが、本当に面白い。今の人事の仕事で言うと、直接的に仕事に好インパクトもあるし、とっても助かってます。

大学がつまらないとか、意味が無いとか言う前に、ぜひ周りにあるチャンスに目を向けてみてください。身の回りのチャンスに気づけない人は仕事もできないと思いますし、教授のネットワーク、は必ず仕事にも役立ってくると思いますので。




先日弊社副社長との会食時にメモった内容なんですが(少し酔っ払っていたのでウル覚えなのが悔やまれる・・・)。


サイバーエージェントはまさに「雰囲気の良い」会社であり、「雰囲気作りがうまい会社」だとも思うのですが、それについてどういう工夫があるのかを副社長に伺ったところ、タイトルのような返答を頂いたのでした。


何を褒めて何を褒めないか。


褒めた方向に組織の雰囲気は傾くわけで、何を褒め何を褒めないかの方向付けは非常に重要である、ということ。これは本当にこのフレーズが全てなんだけど、文字以上の意味合いを持つ気づきだなぁ、と。

むしろ組織のトップとしては、この雰囲気付けに成功すれば、あらゆるマネジメントがしやすくなり、メンバーは自走し始めたりするわけなので、ここに気づかせて頂いた価値は非常に高かったです。


メモメモ。






これも毎年新卒に伝えていることなんですが。入社して息巻いている新卒社員諸君は、夢と希望に満ちており、オラオラと成果をあげてやろうと息巻いていると思います。その際に気をつけて欲しいのは生意気であっても良いが無礼になってはいけないということ。



生意気の「意気」は、「意気揚々」「意気込み」などと使われるように、やる気や心構えのこと。生は「生煮え」「生乾き」などのような中途半端な状態、十分に熟していない状態を指す言葉(参照)。つまり生意気という言葉が指すのは、その人の状態であり、ある種かわいい主体です。

しかしながら無礼は「礼が無い」状態です。礼とは誰か相手に尽くすものですから、他者の観点が入ります。ここがミソ。

どんなに生意気でもいいんです。サイバーエージェントで今活躍している人たちの中にも、入社当時めちゃんこ生意気な人はたくさんいました。しかし無礼になってはいけない。

しかもややこしいのが、生意気から無礼へのコンバートが容易に起こってしまう点です。僕も入社当時「生意気」だったと思うんですが、徐々に徐々に「無礼」に移り変わってしまい、他者の悪口を言ったり、先輩へのリスペクトを忘れてしまったり・・・こうなってしまうと仕事はうまく行きません。

生意気は可愛がられますが、無礼は嫌われます。生意気に仕事は回ってきますが、無礼に仕事は回ってきません。生意気は飲み会で未来について語りますが、無礼は現実の不満を言います。生意気は先輩からワザを盗もうとしますが、無礼は先輩のアラを探します。

生意気と無礼は見た目が非常に似ているので混同してしまうのですが、ぜひ生意気に。無礼になることなく頑張ってほしいと思います。


(追記)
「失礼」「無礼」の比較があって、コレ僕正しく認識してませんでした。

無礼=礼がない状態、詫びる、もしくは、詫びてもらうレベル
失礼=礼を失う状態、感動詞としても使われ、礼儀に外れない為に軽く謝る時などに使われたりするレベル。