CA17内定者、お披露目:人事も二年が経過しました。 | アドマン3.0=人事になりました。

アドマン3.0=人事になりました。

サイバーエージェントで新卒採用責任者をしています。

このブログ(「【ご報告】人事になります」)を書いてから、早くもまる二年が経ちました。人事に就任した直後は、一年くらいやったらすぐさま事業サイドに復帰しよう、なんて思っていたものの、採用や育成という仕事の楽しさに気づき、また優秀な可能性との出会いを重ねるごとに中毒になり、気づいてみたらもう2年です。

 

採用人事=渡邊、という認識も社内外で何かの板についてきたようで、そろそろ「アドマン」という愛称もどなたかに受け渡さなければ行けないのではないかと思う今日この頃。

 

さて、先日17新卒入社予定の内定者たちを一同に集めた全体研修を行ないました。形式的な内定式はあまり意味を感じないため(入社式もあるし)、学生でいるラスト半年をどうするか、どうドライブさせ、最高の状態で入社してもらうか、そういう意図を持った研修です。

 

 

17内定者は本当に大変でした(ね、人事のみなさん)。採用本格時期が8月から6月にずれたことにより、ほぼすべての(=80%くらい)内定者が他社とバッティング。メガベンチャー、ミドルベンチャー、商社、広告代理店、コンサル・・・うんぬんかんぬん、サイバーはとにかく全方位的に採用競合化してしまうので、非常に毎試合毎試合骨が折れる年でしたが、予想以上の勝率で終えることが出来ました。特に4月から7月くらいまではほんとに忙しかった。

 

そんなこんなで、やっとの思いで全国からかき集めた愛くるしい奴らです。

 

そして内定式。採用人事にとって、この「一同に会す」ってやつはグッとくるものがあります。昨年同時期も16入社新卒を全員集めて研修をし、その彼らのまとう覇気に「この仕事やっててよかったわ」と思ったものですが、今年も別の意味で「やっててよかったわ」と思える一日でした。

 

端的に言えば、16のときは「すごくよい採用ができた」という感想だったのですが、17はヤバイ奴ら集めちゃったなという感じ。360度すごい、ってのは中々ありえるものではありませんが、345度くらいすごい。

 

内定者それぞれが「今年の内定者はホントヤバイですね」「粒ぞろいとはまさに・・・」「濃すぎます・・・」などなどの感想をくれており、僕もちょっと明らかなバージョンアップを感じております。それぞれがそれぞれの別の会社にいけばエースになれるような、そんな人材がごろごろしています。(もちろん縁の下を支えてくれる力持ちさんタイプもいるし、プロフェッショナルタイプもいる。バリエーションが多いのも17の特徴です。)サイバーの内定を辞退した人は、ある意味で正解かもしれない、そう思うくらい高い個性を放っています。

 

さらに17では、17内定者中に彼らが経営する子会社を3社は立ち上げてもらいたいと思っていましたが、すでにA井くんとK井くんが内定者の分際で新規子会社の取締役に就任。M田くんも新規の子会社の経営参謀として縦横無尽に活躍、宣伝部ですでに働き始めているI川くんは「近年稀に見るくらい優秀」と評価され、その他にも事業立ち上げ準備中にI垣くん、◯ッケくんなど、多数の事業家人材をすでに多く生み出していますし、営業系ではすでに数千万円の受注をしているやつもチラホラ出始める始末。

 

そんなこんなでもはや「入社が楽しみ」とかそういう感じでもなくなっている17世代。そしてすでに億円プレーヤーや子会社のボードメンバーを多数輩出している16世代。

 

さてさて、18はどんな世代にしましょかね。