Google先生がアクセスできないデータベースを持つ@シブガク第一回「広告力」より | アドマン3.0=人事になりました。

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サイバーエージェントで新卒採用責任者をしています。

今週より学生向けの無料キャリア支援講座「シブガクをスタートしており、「広告力」「プレゼン力」について講義させてもらいました。参加してくれた学生の皆さま、ありがとうございました。(感想などは、 #シブガク に投稿していただけると嬉しいです)

シブガク


今回は「広告力」のお話。僕自身広告部門を離れて3年以上が経過してしまったわけですが、常に広告については考えてきましたし、広告業界の皆さんとの交流は欠かさないようにしていますし、昨年は国内外の最新アドテクノロジーが集結する採点AESを開催したりなどして、いつでも広告部門に帰って活躍できるくらい僕なりに情報収集を欠かさず、また思考してきた広告論についてお話をさせてもらいました。

いろんなお話をさせてもらったんですが、その中で自分の購買経験などを言語化し、その購買までのストーリーをメモして蓄積しよう、というような話をしました。広告に限らず、何か企画を考えるためには考えるための材料が必要で、この材料の違いと材料を料理する思考回路の違いが企画に違いをもたらすと思っています。

材料における差別化は大きく2つあって、①そんな材料使うの!?っていう驚きのチョイスをするか②誰もアクセスできない自分だけの材料入手経路を持つか、にわけられますが、ウェブが浸透した現在(古い言い方だな)において、調べれば大抵の情報=材料にアクセスすることができてしまいます。したがって、材料おいて差別化するのは非常に難しい。

難しいのですが、自分が体験したことは今のところGoogle先生の監視カメラが届いていない領域であり、自分が書きなぐったメモはGoogle先生自慢のクローラーを持ってしてもサーチできない対象です。

このGoogle先生を持ってしてもアクセス出来ない情報=材料、をどれだけ持てるか?これは自身の思考のオリジナリティを担保するために重要なことの一つだと思います。

そんな話をしている学生向け無料キャリア支援講座「シブガク、まだまだ「企画力」や「経営力」などの講座を用意しています(しゃべるのは僕ではありません)。今からでも応募できますので、ぜひ参加してください。