「なかの人」の重要性:Twitterには、作られた「キャラクター」ではなく、「人格」が大事。 | アドマン3.0=人事になりました。

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昨日(本日?)、@tomiya3 さんがこんなつぶやきをしていた。


キャラクターに限界があるかどうかはぶっちゃけ議論の余地があります。例えばガチャピン は完全なるキャラクターですが、2009年9月末現在16万人にフォローされている。Twitterの場合、removeの障壁が非常に低いので飽きればフォローからはずされることが考えられますが、16万人という数値はキャラクターは飽きられるということについての反証にはなっているかと思います。

もちろん、ディズニーのキャラクターがやっても同じことが起こるでしょう。つまり強いキャラクターはTwitterでも強いわけです。これは強いタレントはBLOGでも強いのと同じで、要は現実世界の影響力をウェブに持ってきているわけです(ここではウェブとリアルって対立であえて語ります)。

では、企業キャラクターはどうか。最近で言えば、偽者アカウントJINSMEN が登場してきたりして話題のJINSMAN など。

あ、ちょっと脱線するけど、偽者JINSMEN は秀逸です。鳴り物入りでJINSMAN の兄として勝手に登場したその日は若干盛り上がったものの、すぐにその盛り上がりは過ぎ去り、それを本人も察知していて・・・以下のつぶやき。


いやぁ、思わず「そんなことないよ」と慰めたくなる発言。素敵です。応援してあげてください。

さて話戻ります。

JINSMAN のアカウントはフォロー数は非常に少ないものの、とてもTwitterユーザーから好かれている印象があります。何が良いのかというと、単純にコミュニケーション能力が高く、JINSMANのなかの人人格がにじみ出ているから。なんでしょう、思わずこれを言ったら何を返してくるかを試さずに入られなくなる感じです。

つまりまとめると、キャラクターがいけないのではなく、人格がにじみ出ないキャラクターが飽きられやすいということで、キャラクターをTwitterで活用するということが悪いわけではない。ただキャラ設定と、なかの人の素養に左右されるところが非常に強い(つまり如何に面白い人でも、そのキャラとの相性が悪ければ殺されてしまう)。

そういう意味で、ライタービジネスの傾向が強くなることもあるだろうし、誰が書くのかってところに運用のフォーカスポイントが定められる気がする。なんとなくそういう着地になると面白い。

ちなみにJINSMANをやっているモディファイの小川氏の最近出た仕事で使える!「Twitter」超入門 (青春新書INTELLIGENCE 250) を読みましたが、結構勉強になりました。僕みたいなTwitter初心者にもオススメです。

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