結論から言います、名著です。ただし、男性向け本としては、という注意書き付で。
本書はその名のとおり、ミスユニバースジャパン ナショナルディレクターのイネス・リグロン氏流「世界一の美女の創りかた」について書いてあります。いや、「ミスユニバースへ近づくための方法」と言ってしまったほうがわかりやすいかもしれない。
テレビでミスユニバースの特集を観た方もいるかと思いますが、あの内容が文字になって敷き詰められている。そんな本です。
「ミスユニバースへ近づくための方法」という観点から言うと(まぁ、この観点が本書の書かれた本旨だと思うんだけど)、ちょっと微妙かな。つまり「to 日本人女性本」としてはイマイチ。Tバックを履け、ストッキング履くな、ハイヒールにしろ、みたいな事が書いてあるんですが、たぶん日本の大部分の女性が置かれている環境には即さないし、一部分のハマる人にとっては「そのくらい既にやってるよ」って印象の本です。まぁ、僕は男のなのでその辺のところは想像でしかないですけど。
ちなみに僕は、日本人が考える日本美人が好きなタイプなので、欧米人が考える日本美を追求するミスユニバースはあんまり好かんし、実際選ばれている方々にもあんまり興味を惹かれないんだけれども・・・
でも、この本は名著です、視点を変えると。すなわち「to ビジネスマン本」としてみると、ものすごい良書なんじゃないかと。特にコーチとしてのイネスのコトバは、グサっと刺さるもんがある。
彼女はたぶん、すごい自身の発言に自信を持ちながらも、寄り添って歩いてんだなぁ、と。イネスと一緒にいると、たぶんすごい高揚感が沸いてきて「なんでもできる!」的なマインドになるんだろうなぁ、と。そういう風に思わせる記述がホント、たくさんある。
48年ぶりにミスユニバースに輝いた森理世さんとの間では、こんなやり取りをしていたらしい。
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自分なりの目標を、例えば「私は世界一の美女になる」と具体的に書き記しましょう。そしてイメージトレーニングをしながら戦略的に取り組むのよ。私は世界大会に向かう前の理世に「あなたがミスユニバースになるのよ!」と言い続けました。さらに「もしミスユニバースになったら?」とその先までイメージさせたの。「すぐニューヨークに引っ越すことになるわ・・・どこのアパートメントに?銀行口座はどうしようかしら?」と細かく具体的なことまで。
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こんな人がいたら、そりゃ何でもできそうな気がするよなぁ・・・とか考えてたら、ちょっと自分の昔を思い出した。
僕は高校三年生まで馬鹿ばっかやってて、ホント親父の会社を継ぐか、肉体労働で生きていくか、はたまたそれ以下か、そんなレベルの学生でした。髪は金髪or銀髪だし、肌は黒いし。学ランの高校だったんだけど、ロングコート着て学校行ってたし。よく屋上でサボってたし。
そんな高校生活で、授業中は教室にいないか、いても寝てるかマンガ読んでるような奴だったので、高校3年の時にアルファベットを小文字でZまで書けないくらいのおバカ。バカバカ。
そんな僕が、まぁそこそこの大学に合格できたり、今こうして一応まともに働けているのは、高校三年生のときに「お前ならできるよ」とか「お前が東大合格したら何食いに行こうか」とか言ってくれる、オレ人生初のメンター的先生の影響が大きかったからで。なんかそういうの思い出しちゃいましたね。
で、当時の先生の年齢が確か30歳くらいだったので、そろそろオイラがそういうことをしてあげる立場になってきたかな、と。そういうスペシャルなコーチになんなきゃな、と。
そういう観点でこの本を読んだら、ほんとに名著。ぜひ世のマネージャーとかそういう肩書きの人には読んでいただきたく。
ちょっと彼女のマインドセットは気になるので、彼女のブログ (英語)もチャックしようと思います。
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