書こう書こうと思ってお座なりになってしまっていた。皆さんご存知の方も多いかと思いますが、厚労省が一般医薬品の通信販売を大幅に規制しようとする動きをしています。
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■賛成派、反対派が激論=市販薬ネット販売禁止-有識者検討会が初会合・厚労省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090224-00000039-jij-soci
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メインとなる議論は「医師の処方が要らない一般用医薬品(市販薬)の大半について、インターネット販売を含む通信販売を禁止すること」である。これを厚労省がやろうとしているわけです、6月くらいから省令化して。
コレをやられると、僕ら一般人にとってはなじみの深い「ルル」とか「パブロン」「コーラック」といった薬がネットで一切買えなくなります。厚労省の意図としては、医薬品売買に関しては「対面販売」に限定し、用法などをきちんと説明した上での販売を徹底することで誤った服用を防ぎたい、というところがあるようで。
とは言え楽天の三木谷浩史社長も言っているように「ネット販売でも安全チェックはできるし、店舗販売だからといって説明責任がきちんと担保できるのか」と疑問もある。
一般市民としての個人的意見を申し上げると、この厚労省の動きは「いやいやいや」なわけで。「誤った服用」と言う事象に対しての全ての原因がネット通販による医薬品売買にあるのであれば話は別ですが、そうした議論もなくこうしたことを進めるのは、あまりにも「大きな政府」過ぎる話です。関東学院大学准教授・岡嶋裕史氏が言っているように「安全のための説明責任」と「安全な説明経路」の議論を都合良く混同させたものでしかない。
さらに言えば、コレが施行されることのデメリットを考えれば、確実に強行すべきではない省令であることは間違いなく。薬局まで薬を買いに行けない障害者・高齢者の方、夜遅くまで働きながら子育てする忙しい主婦の方々・・・いやいや僕みたいな代理店マンだってそうです。
ということで、僕は個人としてこの省令化に反対します。もっと議論を重るべきだし、過剰な規制を政府がかけてビジネスチャンスを奪うのは、フェアじゃないにもほどがある(そう、ネット上での医薬品売買の安全性をもっともっと高めていくことは議論を重ねていくべきだ)。
この件について楽天が旗振って署名活動を行なっています。今回の厚生省の動きに少しでも反対!って思ってくれたら、以下バナーをクリックしてから署名お願いいたします。
とりあえずこういう議論をする前に、厚生省の方々はインターネットで一般医薬品を買ってみてはいかがでしょうか。とにもかくにもこのブログを読んで頂き、共感をしていただける方がいらっしゃったらよろしくお願いいたします。ブログ(草の根活動)で日本政治にインパクトを与えましょう!
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