どちらかというとAE制組めない中堅どころの代理店向け、アカウントプランナーの仕事の領域が幅広い広告会社向けの話(=スタッフの体制が弱い代理店向け)。
「これからの広告マンがこれからの広告業界を語らなかった会(笑 」でもちょっと話に出たんだけど、営業職やっていると「結局は人」みたいな話がやっぱりよく出てくる(営業だけではないと思うけれど)。
これはそういうところに一見ドライに見られることが多い僕も大賛成で、やっぱり結局は人対人。「あんたに任せる」といってもらえて営業はナンボだと思う。コレ本当。結局はクライアントとのコミュニケーションが命。
でもたまにこの真理が「思考停止」につながってしまっているケースが非常に多いように思う。特に僕の周辺では。
特に「アポを1日3件行こう」みたいな号令が掛かるときなんかはこの傾向が出てしまっている。「結局は人」が「結局はアポ」にすれ変わっているだけで、完全に思考停止。ザイアンスの法則よろしく接触頻度の向上を狙って言ってるのか?みたいな。というかこの号令をかけてしまっている時点で、社内とのコミュニケーションは取れていないと考えた方がいい。
最初に今回あえて「AE制組めない中堅どころの代理店向け」と最初に断り書きしたのもこのためで、このクラスの代理店がこれをやって良いコミュニケーションが取れるはずがないわけです。
普通に考えてこの思考停止状態は、たとえば大きなお客さんであれば常駐している代理店なんかたくさんあるわけですけど、彼らと同じ土俵にわざわざ乗り込みに行っているような物で、接触回数至上主義の主張を尊重すればこの戦いに勝てるわけはないわけです。
本来的には弱者の戦略を取らなければいけないわけで、真っ向から勝負するのは狂った判断。体力で勝負してきているところに対しては、アタマつかっていかないと。現に弊社の売れている営業マンの平均アポ回数なんて1回/日程度だと思う。
また中堅クラスの代理店のアカウントプランナーは複数社を担当しているため、1日に3回アポに出たりしてしまえば、少なくても1アポ=2時間(移動時間込み)とすると、営業時間のほぼ全てを使ってしまうので、デフォルトで「残業しろ!」って命令をしているのと一緒になってしまう。コレは良くない。
今一度念押しで言っておくと、僕も「結局は人」には大賛成なのだけれど、人とのコミュニケーションは単純接触的な回数だけで計れるものではないわけで、この点の理解がないと上記の「勝てない土俵」に知らず知らずの内に参入しちゃっていることになってしまうので要注意。
クライアントとのコミュニケーションを単純に「量」と「質」でプロットするならば、双方の最適解をまずは探っていくのが最優先で、考えなしに「量」に傾倒するのは最後の手段でよいと思います。
あくまで個人的な意見ですけど。
アドマン









