あらためて振り返ってみると・・・や~ばいよね、広告業界。僕が就職活動生だったらちょっと考えちゃうと思う。外資金融と広告っていう、人気業界がダメダメなんだもんね。みんな夢を持とう(笑)。
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■電通と博報堂、共に減収減益 9月中間
http://www.asahi.com/business/update/1113/TKY200811130270.html
■日テレ・テレ東が三十数年ぶり赤字 CM落ち込む
http://www.asahi.com/business/update/1113/TKY200811130264.html
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電通の釜井節生常務のコトバを借りると「下期はさらに厳しい」ってことだから、業界的に上向いてくるのには2年くらいは見ておいたほうがよさそうだ。この状況を一言で言えば「ある広告人の告白」で書かれているけど「わかっちゃいるけど、なんだかねえ。 」って感じ。
一方ネット専業系の決算発表を見てみると、一見いい感じのところもある。セプテーニ とかの一見好調な決算を見ると、マス⇒ネットへ、効率性を重視する施策、効果が目に見える施策を広告主が重視して、予算のウェイトをネットへ変えてくる、って見方が主流になってくる。
だから僕の知り合いの総合代理店なんかでは、徐々にIC局的なところに人が集中化してきたりしているようだし(ネットを売るためにね、特に若い人材)、ネット広告というフィールドで総合代理店の名前を良く聞くようになったのは事実。あの代理店が、そんな媒体売ってんの?ってこともしばしば(おっと、すごい口が悪いですね、すみません)。
この状況をどう見るかなんだけど、僕は決してネット広告にチャンスが到来しているわけではない、と思っていて。たとえば「効果」って小さな切り口から見てみても、今広告主がネットに予算をシフトしようとしているのは「効果が見えそう」だからで、実際ネット広告が効果が見えるか?っていうと、そんなでもないと思うわけです。ダイレクトレスポンスはある程度見えてくると思うけど、それでも50%くらい。効果が見えない、わからない、あるいはないってなったら、やっぱり削られるでしょう。真っ先に。
そういう単純発想じゃなくて、たとえば会社として不景気だからといって広告をやめてしまうと、それに連動して売り上げや利益まで減ってしまう企業って多いと思うんですよ。本当はこういう状況も良くないんでしょうけど。
だからネットへシフトとか、それでネット企業が俺達の時代が来た!ではなく、もっと限られた予算という中で、しっかりと全体の設計を考えていく。スーパー理想論だけど。多分こういうことを広告会社が今まで出来ていなかったから、各社とも広告主は予算をガンガン削減し=無駄な予算だから、ってことになっている。
いやぁ~、でも怖いなぁ~。多分この不景気中でもネット広告の絶対額は確実に増えると思うんだよね。ここは絶対。上記のような流れとマインドは出来ていて、各社突っ込んでくると思う。それはネット広告業界の成長ではなく、単純に広告業界のポートフォリオの問題なんだけど、そこでヘラヘラしていると結構まずい。
この流れは人事面でも起こっている気がしていて。転職サイトとかからはリクルートメールが総合代理店からネット専業へバンバン飛んできているから、人事の方はご注意を。この2年の間にM&Aと人材の流出入はガンガン起きると思います。
このままだと、2009年は総合もネット専業も超値引き合戦に突入しそうな気がする。いままではネット専業同士だったんだけど、そこに総合が参加してくる。次元が違う値引きするからね、本当。クソレッドオーシャンだな。体力は総合、他で何か見出していかないとね。
一旦SEMっていう隠れ蓑を使うのは、ありだと思うけど本質ではない。
アドマン








