最近弊社の優秀なストプラMGRであるH多江君と話すとき、よく脳科学・理学博士の茂木健一郎氏の話題になる・・・というか、話題の前提として茂木氏がいたりする(よね?)。飲みの席で「脳の喜び」とか茂木氏のキーワードが前触れなく出てきたりする(ちょっと気持ち悪い2人組みw)。
氏は早くからブログを書いているが、僕は熱心な読者。大体毎日仕事が終わった21時ごろに読むようにしている(ちょっと仕事脳では読めないブログ)。
■茂木健一郎 クオリア日記
http://kenmogi.cocolog-nifty.com/
氏は「クオリア」(感覚の持つ質感:僕はこのキーワードは広告にも応用できると考えている)をキーワードとして脳と心の関係(心脳問題)を研究しており、その考え・主張を専門分野の人間だけに発信するのではなく、一般読者向けの解説書を多く執筆し、テレビ番組や雑誌、週刊誌などあらゆるメディアに露出し、メッセージを発信している。
そんな氏の書く本は、今もなおベストセラー。先日本屋に行ったときも平積み、もしくは特定のコーナーが出来ていたりする。
そんな氏の本の中で、割かしHOW TOに拠った本を2冊読んだ。
- 脳を活かす仕事術/茂木 健一郎
- ¥1,155
- Amazon.co.jp
- 脳を活かす勉強法/茂木 健一郎
- ¥1,155
- Amazon.co.jp
どちらも「売れそうな」タイトリングで「中身がなさそう」な仕上がりになってしまっている(失礼!)が、スキルアップしたい方にはかなり必読だと思う。
氏の本のよいところは、①程よく科学的で、②程よく抽象度が高く、③それぞれの主張を代表するキーワードが特定されている、というところに尽きると思っている。もちろん主張内容それ自体には文句の付けようはない(強いて言えば、やや研究者よりの内容なのでビジネスマンには若干の翻訳が必要かもしれない、というところくらい)。
特に重要なのは③で(①②が出来ているから③が出て来るんだと思うんだけど)、上記2冊の本の中にも「強化学習」「モダリティ」「タイムプレッシャー」「一回性」「オープンエンド」「デブリーフィング」「ダイナミックレンジ」などなど。今まで仕事や学習の中で重要だと考えられてきたものに対して、適切なネーミングをすることでそれぞれをしっかりとラベリングし、理解を助ける構成になっている。また理論だけでなく、ノウハウ面も具体的だし行動に移しやすい。
これからきちんと学習を行おうと思っている人、自分の能力に磨きをかけたい人は上記2冊を読んでおくとその後の知識吸収力&出力スピードにレバレッジがかかると思います。個人経験的に、このレバレッジ、最近効いてきている気がするので。
アドマン

