個人的に思うところとして。
グロービスなどで論理思考の講師などを務めた渡辺パコ氏の著書によれば、日本語には「思考」を軽視する言葉が実は結構多いという。
「習うより慣れろ」「下手の考え休むに似たり」などなど。
弊社では「実行力」、すなわちDOすることが重視される。「量質転化」(量を一定量こなすと質が向上するという経験則)という四文字熟語が日本で一番浸透している組織ではないだろうか。
要は「行動せよ」ということだが、これに関しては僕自身も経験してきていることでもあるし、組織的に重要であると認識している。
では「行動」「実行」とは何か?
アポ電をかけることか?アポに行くことか?資料を作成することか?メールを沢山打つことか?とにかくコミュニケーション量を増やすことか?ただひたすらに提案することか?
確かにこれらも相当大事。やっているうちに見えてくることも沢山ある。弊社内では「行動」「実行」の定義というかイメージとして、これらのものが該当しているような気がする。
一方で懸念しているのは、この「行動」「実行」の定義というかイメージの中に「思考」という項目が認識としてないような気がすることだ。
僕ら広告業は「考えること」も立派な仕事であり、立派な「行動」「実行」である。
営業時間中にパソコンから離れ、本を読みながら、絵を描きながら企画を考えたりしていると、僕でも白い目で見られている気がする時がある。こういう経験のある人は結構いたりする。これはすなわち「思考」=「行動ではない」という認識が浸透している表れではないかと思う。
JUST DO IT!と思考することは、相反するものではないと思うのだが・・・「実行力」を考えるときに、その定義もきちんと確認して話をしていきたいと思う今日この頃。
まぁ、こういう風に書くと、また頭でっかちと言われそうですが・・・
アドマン
