「イケテる企画書は、案外普通」という真理。 | アドマン3.0=人事になりました。

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週末、実家に帰る途中で本を読み漁る。

この記事でも書いたが、現在社内プロジェクトの中で、全営業のプレゼン能力のベースアップ(=ポジティブな護送船団方式)施策に参画しているため、プレゼン系の本を中心に。

あわせて弊社のトップ営業マンの提案書を読み漁る。そして自分の過去の提案書、中でもよかったもの、決まったものを中心に振り返る。

すると、わかる真実。というか、わかっていたんだけど、改めて認識する真理。

それはイケテる企画書は、案外普通ということ。

それこそ弊社のトップ営業は月間数千万~億単位の取引を完遂する。それでも冷静に提案書を見てみると、特別すごいかというと、そんなことはない。

また私自身の提案書、中でもやはり数千~億単位のお金を動かした提案書を見ても、やはり大したことはない。普通だ。

さらに宣伝会議や販促会議に成功資料としてサンプルされている提案資料を見ても、電通さんや博報堂さんの資料を見ても、やっぱり普通。

そんな中、ちょっと振り返ってみて、資料的にすんばらしいものを今まで見たことがあるか、自分に聞いてみると・・・実はあんまりなかったりする(提案自体はすばらしいが、企画書だけで圧倒されるものは少ない、ていうかない)。

あえて言うならWieden+Kennedy の提案書くらいだろうか・・・とはいえこれも、ビジュアルに圧倒された気がするし・・・

なんて事を考えていたら、戸田覚さんのこの本にも、同じようなことが書いてあった。
すごい人のすごい企画書 (PHPビジネス新書)/戸田 覚
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曰く、『ヒット商品の企画書って案外普通だね』と1000人に言われたとのこと。

そうした上で戸田さんが主張する提案で大切な3つのポイントは、

内容がきちんと伝わる
相手に納得してもらう(説得する必要はない)
必要度に応じて、等身大で作る


上記が最も重要だという。ある程度以上アグリー。

自分の場合もそうで、特に僕の場合はヒアリング(=聞く営業)が苦手なので、ひたすらオリエン段階でしゃべりまくる

しゃべる、というとよく誤解されるのだが、ひたすらに提案する。それこそ考えてきたものから、その場で思いついたものまで。

だからアポ中が一番頭が回転している、必死になって考えている。

その中で最初はその僕の提案に対してクライアントも「それはないよ」「ちょっとなぁ~」的な反応を示すのだがFBさえくれればしめたもの。

そのFBを元にさらにその場で提案を繰り返す。どんどん狙いを絞り込むイメージ。

そうするとだんだんクライアントも「それ、どういうこと?」「それ。こうならない?」と乗ってくる。

そうするとオリエンアポがいつの間にか企画会議になっている。

あとは、「じゃあ今日話した内容を企画書に落としてきます」で立ち去る。

帰ってやることは、決まる企画書を書くだけ。とはいえ、早く。鉄は熱いうちに。

クライアントと一緒に考え、アグリーが取れているからぶれずらい。決まる。

一緒に考えてるから説得する必要がない。納得感がある。

そういう意味では戸田さんの主張する3要素を満たしているところが多いと思う。

内容がきちんと伝わる
相手に納得してもらう(説得する必要はない)
必要度に応じて、等身大で作る


ただ、そうした手法をスケールさせるのは非常に難しい。

標語・スローガン的になってしまっても意味がないし、ロープレなどをさせて体得させるには人材不足だ。

はてさて、ナレッジマネジメントって難しい。


アドマン