”愛に生きる”を応援する土居一江 です。
先日、人生で初めての裁判の傍聴に行ってきました。
娘がハマってて、連れてってくれたのです。
飛行場のような持ち物チェックのあと
開かれている裁判に、自由に入れます。
私たちが、傍聴したのは、
認知症の母に対する傷害致死の罪で
問われている男性の裁判でした。
認知症の母の介護をしている私や娘には、
身につまされる話でした。
弁護人や、検察、裁判員が色々質問をしていきます。
どういう経緯なのか?
その時、どう思ったのか?
どうして、その行動をしようと思ったのか?
そのあとどうなったのか?
あれ⁉ この質問の仕方知ってる~~~!!!
パワアドでやってる、
勇気づけを見つける会と同じじゃーん。
でも、圧倒的に違うことがありました。
裁判なので、
失敗を追求し、悪意や故意を探すんです。
同じ聴き方をしていくのに、
話し手や相手(子どもなど)の
愛と力を見つけていく勇気づけを見つける会とは
全く違う違うものが出来上がっていく感じがしたのです。
裁判で、被告の落ち度は
勇気づけの会では、力や愛として挙げられることでしょう。
また、
被告が、自分の気持ちや考えを言葉にするのが苦手で
周りから、閉じた質問で確認をされるのですが、
そこで救急車を呼ぼうと思わなかったのか?
見捨てたんじゃないか?などと
悪意があったであろうという方向でしか、
閉じた質問がされないのです~。
被告の「はい/いいえ」の答えに
若い裁判員(一般の方)には、被告の想いが伝わらず、
さらに的外れな質問に
同じ認知症の母の介護している私としては
歯がゆいというか、
被告の方の想いを代弁したくなりました。
だって、その事件において
被告とその母親は、想い合っていて
二人にたくさんの愛や力があったと
私には見えたんですもの~。
愛(善意ややさしさ)と力(行動)を
拾い集めていったとき、
全く違う物語が展開しているのが、見えるでしょう。
たまたま死に至ってしまっただけで…。
罪ってなんだろう?と思わずにいられませんでした。
もちろん、法律があるので
それに従わなければならないわけですが…
いつもアドラー心理学を教えてくれてた故野田俊作先生が、
「相手を裁いてはいけない」と言ってたのを
思い出していました。
あー、裁くってこういうことねー---。
私たちは、
どんな目で子どもたちを見ているのでしょう?
悪いところを探し、あばき、正そうとしているのなら
裁判官をしているのかもしれません。
裁いたところで、何も生まれないばかりか
溝は開いていくばかりです。
悪意やダメを探さないと、行動は正されないでしょうか?
愛や力を見つけたら、甘やかすこととなるのでしょうか?
もし、裁判官を手放したいけど勇気がないなら
一緒に
出来事にある愛や力を見つけてみませんか?
物語がひっくり返るのを体験してみませんか?
ぴったりのZoom講座が明日あります!
ようこそ、愛と力の世界へ~~~
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アドラー心理学をベースに横浜で活動しています。
思春期、反抗期、イヤイヤ期、不登校、宇宙人!?も
子どもに愛100% 自分に愛100% で
自分とも子どもとも
もっともっと仲良くなっていきませんか~?
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Zoom開催 9時半~ 20時45分~ 対面10時~
6/2.9 (木)Z:手こずる子どものトリセツ講座
6/7(火 )プチトリセツ講座(金沢文庫)
6/16(木) 感情を手放すかい!?
6/20 (月) パワアドキッズ
6/23 (木)子どもの困った出来事から力を見つける会
6/24 (水) 津留晃一さんから学ぶ会
6/30(木)がっ茶 満員御礼
7/1(金) 話を聴き力を見つける会
毎週月曜日 畑活(どなたでもどうぞ)
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