でも、本当にそうなのかしら・・・？
娘が小さかった時、
人に迷惑をかけない子になって欲しくて、
自分のことは自分で出来るように育てたいと願っていました。
その願いを達成するために
「これ、あなたが出したんだからあなたがしまってね」
「あなたがこぼしたんだから、あなたが拭いてね」
「自分で出来るでしょ」 ・・・
と、一生懸命娘にやらせようとしていました。
どこかで
今手伝ったら、ずっと手伝いが必要な子になっちゃうと思っていたのかもしれません。
…自分のことは自分で出来る子
その願いは悪くはないと思うのですが、なんか冷たい感じがします。
そのうちに
「ねぇねぇ、これ片付けてくれない？？」
「えーーっ！お母さんが使ってたんだからお母さんが片付けたら？」 「なんですとーーっ お母さんは忙しいのよ！ ちょっとは協力してくれたっていいじゃない！そんなこと言うならあなたの手伝いなんかしませんからねーっ
」なんてね
自分は、子どもに協力しないで
子どもは親に協力するものだ！って、なんてむしがいいのでしょう
すでに子どもは親にいっぱい協力してくれているのに…。
思えば小さいときなどは、買い物に行く時間も、出かけ先も、着る物も、
食べるものも、みーんな親の都合にあわせてくれていますよね。
それなのに
「やだー！」って意志を表せるようになると反抗期だなんて言っちゃって
本当に大人って勝手です
実は、大人も子どもにいっぱい迷惑をかけているのですよね～。
そうなんです！
一方的に迷惑を掛けてるってことはないんだと思いますよ。
昔、私が友達に相談に乗ってもらったとき
「迷惑かけてごめんね…」って言ったんです。
すると友達は
「迷惑を掛け合うのが友達じゃん！」って。なんて優しいの～、でもそうだよね～
迷惑をかけないようにと孤軍奮闘するより
迷惑を掛け合える関係になって協力しあうのが素敵だなって思います。
親子でも、安心して迷惑を掛け合えるって素敵！
って今は思うんです
