子どもにありがとう、うれしい などの
プラスの気持ちを伝える など 言葉は大歓迎!
って書きました
が
子どもを褒めて育てることを
アドラー心理学では お薦めしません。
だいたい、【褒める】 ってどういうことなんでしょうね?
最近、お子さんを褒めたセリフを思い出してみませんか?
そのセリフを 夫さんが言うと あなたは どんな感じがしますか?
嬉しいですか? 腹が立ちますか?
嬉しいならいいのですが、
腹が立ったのは、上から言われたような感じがしたからかもしれませんね
![汗](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif)
子どもも 上からものを言われると嬉しくないのです。
「すごいね~」
この言葉、褒めてるようにも取れるし、感動しているようにも取れます。
感動して伝えるのは もちろん 大歓迎
![ラブラブ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
プラスの気持ちを伝えていますもの
「すごいね~」を言ってるときに
もし、もっとやらせたい。 とか この調子で 他のことも頑張らせたい。
とかいう 下心があるときには キケンです。
子どもを 自分の意のままに 動かそうとしているかもしれません。
あるいは
もし「すごい? すごいって言って」って
子どもが言ってくるようなら賞賛を求めているのかもしれません。
何かをしたときに褒め言葉を伝えていると その言葉が欲しくて行動することがあります。
裏を返せば、褒められないなら行動しないということもあるのです。
中学校で、掃除の時間に 「ここも掃いてもらえるかしら?」ってお願いしたら
「いくらくれる?」って返ってきたことがありました
![目](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
アドラー心理学の子育ては
褒められるから(為)に動く子 ではなく
罰を恐れて動く子 でもなく
自分の意志で動く子
人や所属するグループの為に 自分にできることしていける子
に育てていきたいと思っています。
【褒める】は私が上で子どもは下という タテの関係 で使われるモノだと
アドラー心理学の子育て講座「パセージ」では考えています。
目指すは 横の関係です。
なので、【褒める】のではく
子どもの協力に感謝し 伝えていきたい のです。
例えば
お皿を片付けてくれた子に
「割らずに片付けられてえらいね~、すごいね~」より
「片付けてくれてありがとう。助かったわ」
って協力への感謝を伝えたいんです。
もちろん下心なしにね(笑)