「自分の気持ちをわかってもらう」



前回の続きです



前回は出来事と感情のお話をしました。



今回の「感情表現」はプラスαとして大切なお話になります



さぁ、感情表現と聞いて皆さんは何を想像するでしょうか?



泣く?



笑う?



怒る?



今あげたものは何で判断しているかというと相手の「顔」や「体」ではないでしょうか?



これは表現を確かにしていますが、



正しくは「表現が豊か」ではなく、「表情が豊か」ではないでしょうか?



そう、きっと顔で感情を表現することが上手なんでしょう。



でも「表現」って顔や態度以外にもすることができますよね?



そう。「言葉」



相手とのコミュニケーションを言葉でかわしてゆく人間。



動物と人間の違いは「言葉」と言われることもあったりします。



そして、その言葉を用いて感情を表現することがとても大切でとても難しい。




先日とても高名な方の勉強会に参加させていただいたときに



その方が私と同じ言葉を使われていてとても感激しました。




「感情の名前」を聞く




僕もこの言葉をよく使います。



皆さんは感情の名前をいくつ知っていますか?



実はたくさんあるんですよ。



そして、感情を伝えてるつもりで、それは伝えてないよというものもたくさんあるんです。



よく、英語のLikeとLoveの違いなんて話をする人がいますが、それに少し近いかもしれません。



たとえば、



「(心が)傷ついた!」なんていう人がいますが



これは「感情表現」が苦手な人。



今の自分の状態が説明されていないんです。



傷ついて、、、、



「つらい」のか



「苦しい」のか



「せつない」のか



傷ついて、その先にあるものが今の自分の感情なんです。



それぞれの感情によって、対応って違いませんか?



もし同じだというのであれば、これらの言葉は生み出される必要はなかったと思います。



自分の「感情」を表す微妙な違い。これを言葉は表してくれます。



顔や体よりも繊細に、詳しく表現してくれます。



「いや~、温かいコーヒーを飲んだらなんだか少し安心したよ」



なんていう「安心」という部分もいくつかの感情の名前があとからでてきますね。



「すっきりした」かもしれないし



「落ち着いた」かもしれない



コーヒーを飲んですっきりしたのかもしれないし、



コーヒーを飲んで落ち着いたのかもしれない。



それを安心という言葉だけで、相手に伝えることは実はできてないんです。





そう、「感情の名前」をいくつ知っているか。





人と仲良くなるとき、まず相手の名前を覚えますよね?



名前を憶えて、その人と付き合って、その人という人間を少しずつ理解していく



感情も一緒です。



感情の名前をたくさん憶えてあげる。



今の自分の感情の名前、これは何さんだったかな?って考える



困ったときは人に相談してみたり。




「私今、○○さんのことでちょっと困ってるんだよね。こんなことがあって・・・」



困ってる対象が人であっても



「私今、私の感情の○○さんに私は今困ってて。こんなことがあって・・・」



困ってる対象が感情であっても



どちらも伝え方は一緒ですよね?



相手に分からないのは、「○○さん」がどういう人なのかというところ。



今の自分の感情の○○さんを相手にちゃんと、伝えないと相手にはわかりません



「佐藤さんのことなんだけどさ・・・」



いやいや日本に「佐藤さん」がたくさんいるわけですが、どこの何してる佐藤さんですか?僕にはわかりませんよ



「不安なんだけどさ・・・」



いやいや何に対するどんな不安さんですか?僕にはわかりませんよ



感情の名前をたくさん憶えてあげる。



そうすると相手へ伝わるメッセージは変わってきます。



今のあなたがどこのなんて名前の感情さんに困っているかがわかるから。



今日あげたのは感情の名前のごく一部です。



まだまだたくさんあります。



感情の名前をたくさん知っている人ほど感情を表現するのがうまいです。



感情表現をあげるトレーニング



よければやってみてください。







・・・余談・・・



僕の好きなアドラー心理学は「言葉を科学的に使う。」と言われます。



人文・社会科学とは言葉の使い方



言葉の論理の世界



だから言葉をロジカルに使うことで、人の心の中が見えてくる



すごく面白いですよ!