■日足チャート(環境認識)
木曜日の午前、ドル円は162.45円付近での推移となっています。
直近の調整局面から力強く買い戻され、歴史的な162円台後半をうかがう展開が続いています。
日足レベルの大きな環境認識としては、依然として盤石な「上目線」が維持されているものの、高値圏特有の激しい攻防が各時間足で散見される地合いとなっています。
■1時間足チャート(直近の動き)
1時間足チャートに目を向けると、これまでの戦略がピタリとはまり、非常に美しい上昇トレンドが描かれています。
波形認識としては、先日の押し目から始まった力強い上昇によって、狙い通り「エリオット波動の第3波が完了したか?」という局面を迎えています。
本音を言えば「もう少し伸びが欲しい」と感じる位置ではありますが、大枠としては事前の分析通りのシナリオで推移しており、底堅い上昇トレンドの強さを再確認できる動きです。
ここでMACDを確認すると、シグナル線の上側でヒストグラムが綺麗にプラス圏を維持しており、上昇のモメンタム(勢い)は未だ健在です。ただし、直近ではやや天井圏での横ばい感も出始めているため、第3波から第4波の調整フェーズへの移行も視野に入れる必要があります。
■1分足チャート(短期足の挙動)
一方で、超短期の1分足チャートにフォーカスすると、上位足の綺麗な流れとは異なり、非常に乱高下の激しい「難しい場面」に直面しています。
162.50円近辺を境界線として、激しい売り買いのブレイクアウトと全戻しを繰り返しており、短期的なトレンドラインやボリンジャーバンドのサポートが機能しづらい、極めてノイズの多い形状です。
ボリンジャーバンドのバンド幅(σ)が不規則に拡大・縮小を繰り返すこのような局面では、明確な優位性を見出すことが困難です。そのため、ここは無理にエントリーを狙うのではなく、「敢えてスルー」を選択して静観に徹するのが最も賢明な立ち回りと言えます。
■今後の戦略
1時間足の分析通りの上昇を評価しつつも、1分足の乱高下を避けるため、次の明確なサインが出るまで待機するスタンスをとります。
メインシナリオ: 1分足の難しい乱高下が落ち着き、162.40円付近で強固なサポートを形成。そこから再度パワーを蓄えて1時間足の第5波が始動し、162.60円〜162.70円の直近高値をブレイクしにいく動き。
サブシナリオ: エリオット3波完了の意識が強まり、1時間足レベルで深めの第4波調整へと移行、162.20円付近まで値を下げる展開。
本日に関しては、1時間足が分析通りに伸びてくれた事実を素直に喜びつつも、足元の1分足のノイズには一切付き合わず、難しい場面はスルーして次の分かりやすいチャンスをじっと待つ、大人のトレードに徹したいチャート形状ですね。
※本記事は個人の学習記録であり、投資の助言や勧誘を目的としたものではありません。投資判断は自己責任でお願いいたします。