■日足チャート(環境認識)

水曜日の午後、ドル円は162.19円付近での推移となっています。

ここ数日の激しい上下動を経て、市場は一旦の方向感を模索する膠着状態に入っています。日足レベルの大きな環境認識としては依然として底堅さを維持していますが、ここから再び高値を更新していくには、市場の関心を集める新たなエネルギーが必要な局面です。

 

■1時間足チャート(直近の動き)

1時間足チャートを観察すると、直近の調整局面でも安値を大きく割り込むことはなく、「下値の底堅さ」は強く意識されています。

しかし、同時に上値追いの勢いも限定的であり、ボリンジャーバンドのミドルライン(20SMA)を挟んで横ばいのレンジ気味な推移へとシフトしています。

ここでMACDを確認すると、ゼロライン付近でシグナル線と絡み合うように推移しており、方向感を示すヒストグラムの勢いも極めて弱くなっています。

テクニカル的な優位性が著しく低下しているため、「今すぐにエントリーする局面ではない」と言えます。レンジを力強く上下どちらかにブレイクさせるための、新たな経済指標や突発的なヘッドラインといった「何らかの材料」を待ちたいところです。

 

■1分足チャート(短期足の挙動)

さらに超短期の1分足チャートにフォーカスすると、午前中に見せていた綺麗な上昇トレンドは完全に一服し、現在は高値を切り下げる形で緩やかな調整フェーズに入っています。

ボリンジャーバンドの幅も徐々に収縮傾向にあり、短期的なボラティリティが低下しています。

このように上昇トレンドが明確に崩れて方向感が失われた状態では、どちらにポジションを傾けてもノイズに振り回されるリスクが高く、まさに「手を出せない」難しい局面です。

 

■今後の戦略

上位足のレンジ推移と短期足のトレンド崩壊を踏まえ、本日は積極的なエントリーを控える「ノートレード(静観)」を最優先の戦略とします。

 メインシナリオ: 今日明日の重要イベントや経済指標といった材料が出るまで162.00円〜162.30円の狭いレンジ内での膠着状態が続く。

 サブシナリオ: 材料を待たずに突発的な大口の仕掛けが入り、レンジの上下限をブレイクして一気にトレンドが発生する動き。

 

本日に関しては、底堅さは感じられるもののテクニカルな優位性が極めて低いため、焦ってポジションを持つ必要は全くありません。「休むも相場」の格言通り、無理な取引は避けて資金を守り、次の分かりやすいトレンド発生をじっくりと待つ大人の立ち回りに徹したいチャート形状ですね。

 

▼筆者の本音の一言▼

骨太ショックの影響かな〜、ロングとるとまた日銀や政府が介入してくるもんな。

 

※本記事は個人の学習記録であり、投資の助言や勧誘を目的としたものではありません。投資判断は自己責任でお願いいたします。