■日足チャート(環境認識)
週末金曜日の午後、ドル円は160.28円付近での推移となっています。
昨晩から本日未明にかけて、海外発の材料によって一時159.50円付近まで急落する大荒れの展開となりましたが、日足レベルの強気トレンドは一切崩れていません。
心理的節目である160.00円をあっさりと奪還し、底堅さを強烈に印象付ける地合いとなっています。
■1時間足チャート(直近の動き)
1時間足チャートでは、非常にダイナミックな「行って来い」のV字回復が確認できます。
この急落の背景には、米国によるイラン情勢を巡る発言の二転三転に伴う、米長期金利の急低下とドル売りが影響しています。
また、市場では**「来週に日銀金融政策決定会合の国債買い入れ減額計画などに関する発表を控えている」**という事実もあり、日銀の出方を見極めようとする警戒感や様子見ムードが根底に流れています。そのような緊張感の中、一時的な揺さぶりが入ったものの、下値では猛烈な買い圧力が勝った形です。
MACDを確認しても、この急激な乱高下を経てなおゼロラインの上側をがっちりとキープしており、テクニカル的な買いの勢いは極めて健全です。
■1分足チャート(短期足の挙動)
超短期の1分足チャートに目を移すと、1時間足のV字回復を裏付けるような**非常に綺麗な「右肩上がりの上昇トレンド」**を形成していることがはっきりと分かります。
乱高下による動揺を完全に吸収し、安値を確実に切り上げながら、再び直近高値(160.30円付近)を捉えようとする強い買いのモメンタムが継続しています。
**ボリンジャーバンドのスクイーズ(収束)**からエクスパンション(拡散)を繰り返しながら、バンドの+2σに沿ってじわじわと上値を追う教科書通りの上昇トレンドであり、短期トレーダーにとっては非常に攻めやすい形状となっています。
■今後の戦略
海外発のサプライズをこなして再び160円台の上位足トレンドに回帰したため、戦略は「押し目買い・追随買い」の一択となります。
メインシナリオ: 1分足の上昇トレンドが継続し、来週の日銀会合への警戒感を内包しつつも、欧州・NY時間に向けて160.30円〜160.40円エリアを明確に上抜けていく動き。
サブシナリオ: 週末のポジション調整が入り、一時的に160.10円〜160.00円付近まで再度押し目を形成しに行く展開。
本日に関しては、大きなイベント(地政学リスクや来週の日銀会合)を意識しつつも、足元の1分足が示す素直な上昇トレンドの波に「サクッと」乗っていけるかどうかが勝負の分かれ目になりそうなチャート形状ですね。
※本記事は個人の学習記録であり、投資の助言や勧誘を目的としたものではありません。投資判断は自己責任でお願いいたします。