バグ'S -18ページ目

バグ'S

それは、ひょんな事から始まった
それは、日常だった
それは、光だった
それは、、、、、

チャイムが鳴り響く
続いて元気な声が児玉する

「起立!気をつけ!礼!
   ありがとうございました!」

そんな声が所々聞こえてくる中
それらとほぼ同時に下駄箱が、初詣にきた参拝客のごとく、子供達であふれかえる

「おい!今日もリンの家行っていいか?」

明日から夏休みだ!と言わんばかりの元気な声の彼は泉谷  大(通称:ダイ)。

「ああ、いいけど?今日はダイだけ?」

賢そうな見た目の彼は、井田  鈴(通称:リン)

「えーと、、キイにもきいてみる!
じゃあ、とりあえず帰ったらすぐいくわ!」

そう言って、ダイが勢いよく校舎を飛び出していった。彼らは、毎日のようにリンの家に集まってゲームをするのが日課だった!

「おい!お前最近新しいゲーム買ったらしいじゃん、俺にもやらせろよ!」

という声と同時に、背中に衝撃がはしった
リンが振り返るとそこにはトウがいた!
図太い声で、背中を思いっきり押してきた彼は、村上  藤士(通称:トウ)だ。

俺は、あまりこいつが得意ではない
すぐ乱暴を働き、とにかく鼻に付く。

「いいけど、今日はダイが来るから今度ね」

その答えに、かぶせる勢いでトウが返す

「決まりね!帰ったらすぐお前ん家いくわ!」

「え?だから今日はダイが、、、」

「知らねーよ、お前らの都合なんか!じゃあ、後でな!」

やっぱりあいつは苦手だ。
俺は、急いで家に帰った。