続いて元気な声が児玉する
「起立!気をつけ!礼!
ありがとうございました!」
そんな声が所々聞こえてくる中
それらとほぼ同時に下駄箱が、初詣にきた参拝客のごとく、子供達であふれかえる
「おい!今日もリンの家行っていいか?」
明日から夏休みだ!と言わんばかりの元気な声の彼は泉谷 大(通称:ダイ)。
「ああ、いいけど?今日はダイだけ?」
賢そうな見た目の彼は、井田 鈴(通称:リン)
「えーと、、キイにもきいてみる!
じゃあ、とりあえず帰ったらすぐいくわ!」
そう言って、ダイが勢いよく校舎を飛び出していった。彼らは、毎日のようにリンの家に集まってゲームをするのが日課だった!
「おい!お前最近新しいゲーム買ったらしいじゃん、俺にもやらせろよ!」
という声と同時に、背中に衝撃がはしった
リンが振り返るとそこにはトウがいた!
図太い声で、背中を思いっきり押してきた彼は、村上 藤士(通称:トウ)だ。
俺は、あまりこいつが得意ではない
すぐ乱暴を働き、とにかく鼻に付く。
「いいけど、今日はダイが来るから今度ね」
その答えに、かぶせる勢いでトウが返す
「決まりね!帰ったらすぐお前ん家いくわ!」
「え?だから今日はダイが、、、」
「知らねーよ、お前らの都合なんか!じゃあ、後でな!」
やっぱりあいつは苦手だ。
俺は、急いで家に帰った。