目を開けると、木目調の板が、、、
いや、天井が俺の朝の目覚めを迎えてくれた
それは、紛れもなくいつも見ている風景である事を認識した俺は、ようやくベッドの上で眠りから覚めたことに気づく。
~中略~
・・・・そう思いながらも、横断歩道をわたり
昆虫ショップをめざしたのである。
ピンポーン♬という音とともに自動ドアがあく
はたして、バイトを募集しているだろうか?
中に入ると、とても薄暗く
独特な匂いに包まれていた。
「すいませーん!誰かいますかー?」
反応がない。
店員は奥で作業でもしているのだろうか?
薄暗い店内には、どこの星から来たのであろうか?というたくさんの虫がそれぞれの容器に入れられて遊んでいたのである。
棚に上から下までびっしりと虫籠が並べられていた。下の段をみるとみんなに子供のヒーローであるカブトムシがいた。カブトムシを見ていた時に下で何か動くものがあった。
「うわ!クモ!!」
俺はとっさに後ろに下がった。
その時、誰かに見られているような気が
ほんの一瞬だけしたのである。
その視線がする方へ目を向けた時だった
「お前、何しにきた!」
俺は、その声を頼りに周りを見渡した
しかし、誰もいない
「おい、ここだよ!」
見ると、クワガタが喋っていた