俺は、自分が今見ている光景が現実なのかと目を疑った、その時だった。
「おい!こっちだよ、こっち! クワガタが喋るわけないだろ!そんなこっと言ってる奴は、もう無視するしかないね!ムシだけに、、、」
そこにはモジャモジャ頭の男が立っていた。モジャモジャは続けて言う
「おい!お前名前はなんていう!」
俺は、急にとても懐かしい感情に陥っていた。
その感情により、空を飛んでるかのように、フワフワとした気分で、モジャモジャの言葉が全く頭に入ってこなかったのである
「おい!お前聞いてんのか、人の話!」
モジャモジャは俺の肩を軽く押すと、俺は腰が抜けたかのように、その場に倒れこんだ。それを見たモジャモジャが呟いた。
「本当に、お前なのかね。俺の救世主ってやらは」