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平均律の謎

なんか、はーまいおにー講座始めてからアクセスが順調に伸びてます。ありがとうございます。
大人気「はーまいおにー講座」第一話はこちらから

さて、これから全世界の鍵盤楽器メーカーおよび鍵盤奏者に対して喧嘩を売るような発言をします。

この世に存在するほぼすべての鍵盤楽器では、完璧なハーモニーが作れません。

なにをー!と怒ったあなた、これから説明します。まずは電卓持って来て。
「ほぼ…」とお断りを入れたのは、一部にはこの弱点をクリアした鍵盤楽器も存在するからです。そうです、鍵盤楽器で完璧なハーモニーを作る方法もあるにはあるんです。

ここで代表的な楽器の写真をお見せします。

ピアノ
funtaのブログ-鍵盤 みなさんが想像する鍵盤って、こういう形だと思います。均等に並んだ白鍵の上に黒鍵が不均等に並んでます。単音なら子供でも素人でも正確な音が出せます。非常に便利な、進化した楽器です。でも完璧ではないんです。
 音程の話をすると、keyとなる鍵盤から白鍵8つ分の差がオクターブ(octave)とよばれます。
オクタとは、8を表す言葉。オクトパス(タコ)は8本足だし、二人組のデュオ、三人組のトリオに対して、8人組はオクテット。
 ちなみにオクタゴンとは「八角形」。アメリカでは「UFC」 という格闘技大会での八角形のリングの事を通称「オクタゴン」と呼ぶんだそうです。へー。
 ちなみに、某国から攻撃を受けたアメリカ国防総省 本部庁舎は、外観が5角形だから「ペンタゴン」

ギター(フレッタブル = フレットがある)
funtaのブログ-フレット ギター、特にエレキギター(非アコースティック)ほど形や色に様々なバリエーションを持つ楽器はないと思います。ただ、ボディがどんなに進化しても、ネックの部分はほとんど変わりません。ただよくみると、鍵盤と違って黒鍵や白鍵はありませんね。オクターブを形成するのにどこにもというキーワードはなく、実際には12フレットで1オクターブとなります。
なんでピアノは8なのに、ギターは12? この答えはすぐに解ります。

バイオリン(フレットレス = フレットが無い)

funtaのブログ-フレットレス

最後はバイオリン。鍵盤もフレットも何もない。演奏も大変。ちゃんとした音を出すのも一苦労なら、正確なピッチを出すのも楽器に頼れない、自分の耳次第。これはまさに一見不完全な楽器です。もちろん、ヴィオラ、チェロ、コントラバスもこの部類に入ります。この最も古風で完成されていない(おそらく何百年も外観は進化していない)。なのに、なぜ現代人がこの不完全な楽器を何百年も愛してやまないのか?
なぜなら、これこそが完璧なハーモニーを作れる楽器だからです。
 これこそが、このはーまいおにー講座、もとい、ハーモニー講座の醍醐味です。

あー、前振り長いなぁ…ぜったい苦情くるな…




せっかくなので、番外編を。
funtaのブログ
まずはトランペットを代表とする、ピストン楽器(ロータリー含)
3つのオン・オフの組み合わせとアンブシュアで、二オクターブ以上(人によっては3オクターブ)の音域を担当します。ピストンを正確に押さえれば正確なピッチの音が出ると思うのは大間違いで、音域によって唇でかなり調整が必要です。素人さんは本当にピッチが悪かったりします。見た目に比べてけっこう扱いづらい楽器。
 更に「ジャズなどでは、ピストンの「オン・オフ」だけでなく、「半押し」、「ちょい押し」なども駆使して独特な音色や音程を出す方も多数いらっしゃいます。


funtaのブログ トランペットがくれば、次は当然トロンボーンですね。
ピストンは存在しないので、音程は自分の耳と、腕の感触を頼りにスライドを動かして出すしかありません。一見不完全な楽器ですが、先ほどのバイオリンと同様、これほど完璧なハーモニー楽器はありません。
 とはいえ、楽器にも「無い物ねだり」の習性があるらしく、とあるメーカーから、ピストンとスライドの両方を兼ね備えた「ピストントロンボーン」というのが出ているのも事実です。いらんわー!(w)


 ここまできたら、ちょっとだけ木管楽器も。
funtaのブログ  私は中学・高校と吹奏楽部でホルンを担当していたので、マウスピースを使った金管楽器の事はある程度わかるし、説明もできるのですが、木管楽器はさっぱり説明できません。リードをまともに鳴らせた事が一度もないので、どんな感覚かわかりませんが、その道の人に聞くと、どうやらリードを噛んだり緩めたりでピッチが変わるんだそうです。
 (リード楽器の人、突っ込みがあったらすみません。コメント受け付けますw)

 つまり、木管楽器も一見完璧に見えて、リードでピッチが変化する、ある意味、不完全な楽器という事になります。

 でも、不完全な楽器こそ、実は完璧なハーモニーを出す事ができるというのをこれから解明していきます。

funtaのブログ あーもう、前振り長い長い…ペタしてね


まだ本題に行けないのか?