funta(ふぁんた)のブログ -313ページ目

円高論

円高がしばらく続きますね。


円高で喜ぶのは主に個人消費者。海外ブランドも比較的安く買えるし、海外旅行も有利だし。


でも、円が高いってことは、国内の商品は高すぎて逆に海外から買ってもらえないということ。

輸出企業にとっては大きな痛手です。


じゃなんで今、日本は円高なのか?


普通に考えれば、日本経済が強くて安定してるから、海外から評価されて買われるハズ。

でも日本経済が借金漬けで弱りきってることは国内の人なら誰でも知ってること。じゃ、なんで買われるのか?


日本経済が評価されているのではなく、日本円という「紙切れ」が評価されているという事。

これ以上悪くならないだろう、あるいは運よく大化けして価値が上がったら売り逃げよう。などと・・・

つまり、投資家達に、自分達の儲けの為にもてあそばれてるだけです。某航空会社の倒産間際の株乱売騒動と同じです。


 マネーゲームで円が買われ続け、結果円が上がるのを見て、日本経済に縁のない人達から

「今は円が強いらしい!安定してるぞ…」

って変に誤解され、更に買われて値が上がる・・・・。ある意味バブルですな。

でも、どこか一箇所で破綻したら、全世界が円を売りに走って今度は一気に大暴落しますよ。

 

 円高って、果たして日本経済にとっていい事なのか?


 円高をものすごく簡単に説明すると・・・

 私の手元に、1枚2,000円の価値のある”二千円札”が10枚あるとして、それを欲しがるマニアが1000人いるということ。

通常なら二千円札は2,000円で交換だけど、希少価値があるから1枚3,000円になったり5,000円になったり・・・・。


ということは、今の日本は国内の流通紙幣が思い切り不足しているということ。


 先日放映された「必殺仕事人2010」で、面白い話がありました。

 江戸の経済が低迷し、奉行所も資金繰りに困り、贅沢な食事や宴会が出来なくなっています。

 そこへ現れた凄腕の仕分け人(あとで悪者に殺される人)の判断で、行楽行事や公共事業も大幅に減らされ、仕事を失った町民から「おねがいしますだ、仕事くだせー」とか懇願されて・・・今の日本を程よく描写してました。

 それを知った大奥のドン(萬田久子)、すごくいい着物を着て贅沢三昧を繰り返し、もっと贅沢をしたいのに贅沢を咎められ、「なんでじゃ!」と怒ります。江戸奉行所に予算がないという現状を聞かされると、薄ら笑いを浮かべて一言・・・


「お金がない?・・・だったら、大量に造ればよろしい・・・ほーッほっほっほ!」


あちゃー言っちゃったよ・・


今回日銀は、紙幣増刷を拒否しましたが・・・果たしてどっちが正しいんでしょうね?

大量増刷すると一時的に日本経済は回りますが、海外に流れる円も増えて円安の流れが見えて、投資家が一気に売りに走ったら、今度はインフレが起こりますね。


 かといって、何もしないのもねぇ・・・どっちがいいの?