funta(ふぁんた)のブログ -299ページ目

七転八倒、いや、本末転倒な菅 vs 小沢のKO対決

 小沢氏出馬を国内各社は批判してるようですね。当然です。


海外では、「菅・小沢対決」を「KO対決」と呼んでるそうで・・・・なるほど。


さて、感心ばかりもしていられない訳で・・・書きたい事も山のようにありまして・・・


私のブログを読みながら「フムフム」と勉強している人もいるそうで、嬉しい反面、発言の責任も感じますw



■代表戦の趣旨が見えない


だいたい今回の代表戦って、誰と誰の戦いなのか?


 そもそも小沢氏は本当に自分が出馬するべきだと思ってるのか?


裏で人を操るのがうまい人が、表舞台に立ってリーダーシップを取れるとはとうてい思えない。

 出馬表明も小沢氏本人は最後まで言葉を濁しているし、今でも自宅に閉じこもってあまり報道陣の前に現れないという。内閣の批判報道もすべて「小沢サイドが言ってるらしい」「小沢さんはそう思ってる」「親小沢派の考えはこうだ」としてる。なんか釈然としない。


片や菅さんも、代表戦を前にしてようやく首相としての実感が沸いたようで(w)、対外的には


 「次回も続投させて頂ければ、全ての時間を政局に当てて、必ずや大きな仕事を果たします」


って言うもんだから、「だったら今やればいいやん!」って世論の風当たりも強くなってるけど、実は彼も小沢さんを直接批判はしていない。過去に「今はおとなしくしていてほしい」とは言ったものの、新人議員を集めては「私は小沢さんを尊敬している」などと言っているらしい。


そう考えると、

まず、小沢氏出馬に沸いているのは、実は小沢氏本人というより、親小沢派と呼ばれる人たち。

小沢氏出馬を否定し、菅政権続投を望んでいるのは、菅さん本人というより、反小沢派と呼ばれる人たち。


つまり、KOの主役の二人とも、実はKO直接対決を望んでいないのではないか?と思うのです。

だって二人とも、発言の中に「言わされてる」感がアリアリだもん・・・w


もうひとつ納得できないのは、小沢氏が出馬した理由のひとつとして、反小沢側が上げた理由に、


「小沢氏は政治と金の問題で再び検事局に召還されそうだが、大臣であれば時の総理大臣の許可がなければ召還されないし、ましてや自身が総理になれば召還される事は絶対にない(逃げ切れる)。だから絶対に総理になりたいんだ!きっとそうだ!」


 ・・・ってあるけど、そんな子供だましみたいな馬鹿げた理屈を本人が本気で言ってると思いますか?


 これってマスコミや反小沢側が理論上でっち上げたこじつけ理由だし、まぁ本人も「そうなったらラッキー」くらいに思ってるかもしれないが、仮に内閣総理大臣になって召喚状が届いたときに、これを自分の権限で本当に拒否したら、マスコミや世論からボコボコに叩かれて国内暴動が起きることくらい容易に想像してると思います。


 逆に親小沢側が小沢内閣総理大臣に望むこと。


「強い小沢さんはアメリカとも対等に交渉ができ、日銀にも強く干渉できるから、きっと円高対策を打ち出して日本経済を立て直してくれる!」


 ・・・って、これもひどい理屈でして・・・(笑えない)。

そもそも日本国民が民主党の政権交代に望んだことは、


「政治と金の問題をクリアにして、税金の無駄遣いを是正してほしい」


というものだったはず。それで鳩山さんの号令の元、「必殺仕分け人」と呼ばれた人たちが一生懸命に憎まれ役に回って今の政治の税金無駄遣いや天下りなどを洗い出した。

まぁ、洗い出しただけで、実際に無駄を阻止する権限を持ってなかったのが残念ですが・・・。


 なのに、また小沢氏が出てくるという。小沢氏の手法は、いや、親小沢派が、菅内閣にできなくて小沢内閣に出来ることとして期待できるのは、


「ドル安で貿易特需のアメリカに遠慮することなく、日銀に圧力をかけて、国内の流通紙幣をドサドサと印刷させることができる!」

というもの(らしい・・・)


これ、前にも書いたけど・・・・日銀だってプロ中のプロだから、ちゃんと考えて紙幣を刷れない理由があっての結論を菅さんに伝えて断ってるのに・・・あ、理由はちゃんと伝えてないかも。「こっち(日銀)にはこっちの考えが」って言ってるらしいから。

 でもそれを「強い」小沢内閣が「脅し」で日銀に大量流通させて、仮にそれで日本経済が沈没したら、小沢さん自身が全責任を被るのか?そもそも小沢氏本人が紙幣の大量印刷案に傾倒しているのか?それすらわからん。(だれか経済効果をシミュレートしてくれないかなぁ。)


「お金を大量に刷れよ!」って自分が言えないから、小沢氏から日銀に圧力を与えて、それで失敗したら小沢氏に責任を全部なすりつけて、小沢氏失脚で万事解決・・・このシナリオだな・・・w


 個人的にこの戦いは、菅・小沢の直接対決ではなく、反小沢と親小沢の代理戦争だと思います。