ピザを食べながらシンバルのお話…(その2)
その出会いは今でもはっきり覚えてます。
場所は新宿三丁目の石橋楽器(今も健在)。
当時はドラムコーナーに女の子が2人いて、楽器の事を聞いてもあまり詳しくない分、人目を気にせず中古楽器をいろいろ試す事ができました。
その日は確かハイハットを探しに行ってて、
「まぁ、いいのがあれば買ってもいいかなぁ」くらいに思ってると、ちょっと程度のいいKジルを発見。
お、これいいかも。まだ新品同様だし…。
当時Kジルと言えば憧れだったし、あのかっこいいKのロゴが表に見えて、いかにも「俺ってKジルだぜ!」って感じがよかった。
誰もが知ってるKジルのロゴはこれ。
おー、やっぱり格好いい。ちょっと叩かせてもらう。うん、まぎれもなくKジルの音。
せっかくなので、セイビアンのハッツも試打。やっぱりキャラが違うけど、どっちもいいなぁ…。
ところで、もうひとつ、ロゴも無く、色もくすんだ、(ちょっと緑青の浮いた)古いシンバル、これは何だ?
おまけに、ハイハットの表ではなく裏面に、Kジルに似せたかのような怪しいKの文字がプリントしてある。
誰も知らない怪しいKのロゴはこちら↓
おいおい、これって某国が造ったKジルのコピー品か?
女性の店員さんに聞いたけど、メーカーも解らないという。でも試打するのはタダだからと言われ、一応参考までに(からかい半分で)試してみたところ・・・・
お?おおー?これはなんだ! ・・・体中に衝撃が走った。
せっかくなので、セイビアンのシンバルも併せて3ペアのハイハットを試してみる。私の耳にはどう聞いてもこの古い汚いメーカー不明なシンバルが一番いい音に聞こえる。それと比べると、Kジルもセイビアンも今風で音も堅いし耳に痛い。しばし無言でずっと試打を続ける。
し、しかも、私が選んだ3ペアの中で、メーカー不明で汚い、某国のコピー品みたいなその怪しい代物が値段も一番安い!どうしたものか…。
「えーと、んーと、これください。」
値段を付けたであろう店員に「え?これですか?」って聞かれた覚えがあるけど、本当の気持ちを悟られないよう、「一番安いし…こ、これでいいかなーって…」などと取り繕い、その怪しいKロゴのハッツを購入し、逃げるように店を出て帰ったのでした。
で、家に帰って改めて見てみると、刻印はやはりジルジャンと掘ってある。でも裏面のKのプリントは本当に怪しい。うーん、こんなKジル見たこと無い。なおさら怪しい。
インターネットでもどう調べればいいのか全く不明だし(KジルはKジルだから)、ずっと不思議に思っていたのです。
そして1年くらい使った頃。
とあるイベントで知り合ったプロドラマーと打ち上げで飲んでて、その話をしたところ…
「あ、それもしかして、カナディアンKじゃないの?」
と教えてもらいました。コンスタンチノープルの後に造られた、カナダ製のKジルは、今ではけっこう貴重で、オールドKとオールドAの中間的なキャラクター、マニア向けのシンバルなんだそうです。
そういえば、あの(スケベ)オヤジのオールドKの渋さはないけど、もっと明るくて、でもAジルより深い音がする。
そっかぁ、レアものなんだ…。
それから更に数年後、偶然同じカナディアンKのハッツを別の楽器屋(お茶の水)で見つけましたが…数年前に私が購入した金額の4倍の値段が付いてました。うぎゃー。
当時の女性店員が楽器に無頓着で助かったw
今でも私のメインであるハイハットのお話でした。絶対手放せないっす。
若いドラマーの皆さんへ。
楽器屋に並んでる新品のシンバルを買うのもいいけど、いちど本物を使ってみるのをオススメします。
ちなみに今日現在、石橋楽器の中古HP によると、新宿店(私がカナディアンを買った新宿三丁目)は今、オールドKの宝庫と化してるようですよ。試打はタダだから絶対に叩いてみることをオススメします。
・70年代、イスタンブールK19inch、99,800円。
・70年代、イスタンブールK20inch、128,000円。
・カナディアンK 20inch、88,001円(1円ってなんだよ!)
・イスタンブールK 13inchHHペア、138,000円。
・コンスタンチノープルK 13inch 1枚69,800円。
・70年代、イスタンブール、12inch(!)HHペア、108,000円。
極めつけは
・30年代、コンスタンチノープルK、19inch、198,000円。
安くなったなぁ…。はぁ・・・欲しすぎて目眩がしてきた。
場所は新宿三丁目の石橋楽器(今も健在)。
当時はドラムコーナーに女の子が2人いて、楽器の事を聞いてもあまり詳しくない分、人目を気にせず中古楽器をいろいろ試す事ができました。
その日は確かハイハットを探しに行ってて、
「まぁ、いいのがあれば買ってもいいかなぁ」くらいに思ってると、ちょっと程度のいいKジルを発見。
お、これいいかも。まだ新品同様だし…。
当時Kジルと言えば憧れだったし、あのかっこいいKのロゴが表に見えて、いかにも「俺ってKジルだぜ!」って感じがよかった。
誰もが知ってるKジルのロゴはこれ。
おー、やっぱり格好いい。ちょっと叩かせてもらう。うん、まぎれもなくKジルの音。
せっかくなので、セイビアンのハッツも試打。やっぱりキャラが違うけど、どっちもいいなぁ…。
ところで、もうひとつ、ロゴも無く、色もくすんだ、(ちょっと緑青の浮いた)古いシンバル、これは何だ?
おまけに、ハイハットの表ではなく裏面に、Kジルに似せたかのような怪しいKの文字がプリントしてある。
誰も知らない怪しいKのロゴはこちら↓
おいおい、これって某国が造ったKジルのコピー品か?
女性の店員さんに聞いたけど、メーカーも解らないという。でも試打するのはタダだからと言われ、一応参考までに(からかい半分で)試してみたところ・・・・
お?おおー?これはなんだ! ・・・体中に衝撃が走った。
せっかくなので、セイビアンのシンバルも併せて3ペアのハイハットを試してみる。私の耳にはどう聞いてもこの古い汚いメーカー不明なシンバルが一番いい音に聞こえる。それと比べると、Kジルもセイビアンも今風で音も堅いし耳に痛い。しばし無言でずっと試打を続ける。
し、しかも、私が選んだ3ペアの中で、メーカー不明で汚い、某国のコピー品みたいなその怪しい代物が値段も一番安い!どうしたものか…。
「えーと、んーと、これください。」
値段を付けたであろう店員に「え?これですか?」って聞かれた覚えがあるけど、本当の気持ちを悟られないよう、「一番安いし…こ、これでいいかなーって…」などと取り繕い、その怪しいKロゴのハッツを購入し、逃げるように店を出て帰ったのでした。
で、家に帰って改めて見てみると、刻印はやはりジルジャンと掘ってある。でも裏面のKのプリントは本当に怪しい。うーん、こんなKジル見たこと無い。なおさら怪しい。
インターネットでもどう調べればいいのか全く不明だし(KジルはKジルだから)、ずっと不思議に思っていたのです。
そして1年くらい使った頃。
とあるイベントで知り合ったプロドラマーと打ち上げで飲んでて、その話をしたところ…
「あ、それもしかして、カナディアンKじゃないの?」
と教えてもらいました。コンスタンチノープルの後に造られた、カナダ製のKジルは、今ではけっこう貴重で、オールドKとオールドAの中間的なキャラクター、マニア向けのシンバルなんだそうです。
そういえば、あの(スケベ)オヤジのオールドKの渋さはないけど、もっと明るくて、でもAジルより深い音がする。
そっかぁ、レアものなんだ…。
それから更に数年後、偶然同じカナディアンKのハッツを別の楽器屋(お茶の水)で見つけましたが…数年前に私が購入した金額の4倍の値段が付いてました。うぎゃー。
当時の女性店員が楽器に無頓着で助かったw
今でも私のメインであるハイハットのお話でした。絶対手放せないっす。
若いドラマーの皆さんへ。
楽器屋に並んでる新品のシンバルを買うのもいいけど、いちど本物を使ってみるのをオススメします。
ちなみに今日現在、石橋楽器の中古HP によると、新宿店(私がカナディアンを買った新宿三丁目)は今、オールドKの宝庫と化してるようですよ。試打はタダだから絶対に叩いてみることをオススメします。
・70年代、イスタンブールK19inch、99,800円。
・70年代、イスタンブールK20inch、128,000円。
・カナディアンK 20inch、88,001円(1円ってなんだよ!)
・イスタンブールK 13inchHHペア、138,000円。
・コンスタンチノープルK 13inch 1枚69,800円。
・70年代、イスタンブール、12inch(!)HHペア、108,000円。
極めつけは
・30年代、コンスタンチノープルK、19inch、198,000円。
安くなったなぁ…。はぁ・・・欲しすぎて目眩がしてきた。