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算数で考える津波の恐ろしさ

 まずは、震災にあわれた方々に改めてお悔やみ、お見舞い申し上げます。


不謹慎かもしれないが・・・水害の恐ろしさを小学生にもわかるように伝えてみたいと思います。


まずは身近なところから・・・


コンビニで売ってる500mlのペットボトルこれが何kgあるかわかりますか?

答えは0.5kg、つまり500g、です。簡単ですね。



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ではそもそも、1kgってどういう重さ?


重量と質量は別物だから厳密に計れない!っていう指摘もあるけど、今は「小学生にもわかる」数字の説明なので、細かいことは置いておいて・・・・。


目の前に、縦横高さそれぞれ10cmの容器があるとします。

手のひらにも乗りそうなこの容器に水を一杯にいれたとすると、その重量は約1kgとなります。 つまり、500mlのペットボトルの中身をこの中に注ぐと、ちょうど2本分が入るという計算。ここまではわかりますよね?



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では、今度はお風呂・・・。


立方体のお風呂ってなかなか見ないけど、仮に、縦横高さ(内寸)がそれぞれ1メートルのお風呂にお湯を一杯に張った場合、

(水の温度で質量が変わるって細かい議論は置いておいて)

この容器の水の重量は・・・ 1kg の10 x 10 x 10倍・・・なんと、1t(トン)という計算になります。


1tってどういう重さ?よくわからない・・・・。

体重50gの一般人が20人分です。

本当にそんなに重いのか?って自分でも疑問だけど、計算上はそういうことになります。

本当かなぁ?



funta(ふぁんた)のブログ  じゃ次、もう少しサイズを広げて、一般的なプールの水は何キロ(何トン)あるのか?

 東京日野市にある、日野市民プール がちょうどサイズを公開してくれているので、これを使います。


ここには50Mプールと25Mプールがありますが、小さい方の25Mプールを例にとりますね。


ここの寸法は、25M x 5コースで、25m×10.4m 水深:1.2m ~1.3m。まぁプールとしては比較的小さいサイズだと思いますが・・・・。

このプールが空だとして、専用の水道から新たに水を入れるとします。プールの監視員がプールの中で掃除をしながら水を溜めているとして、彼のくるぶしあたり(つまり水深10cm程度)まで水が溜まったとします。たった10cmだから泳ぐことは到底不可能、水遊び程度しかできません。


 計算しやすいように小数点を省いて、25m x 10mの器だとしましょう。そこに10cm(つまり0.1m)の水を溜めると、しましょう。この水の量は算数で求められます。


長さ25(m) x 幅10 (m) x 水深0.1(m) = 25 ・・・ 何? 25トン!?


監視員のくるぶしまで溜まった水は、なんと25tの重さがあります。

ということは、目標の水深約1mまで溜まった場合・・・その重さは・・・・250t になります!


計算した自分が一番びっくりしてるのだが・・・25Mのプール程度のエリアで1Mの津波が押し寄せた場合、純粋に250tの力が加わるってことかいな?

しかも、実際にはその水の塊が海側から内陸に相当のスピードを持って流れてくるわけだから、瞬間的にはその3倍~10倍程度のGがかかっているはず・・・。そりゃ車とか家とか壊されて当然です。


 さて、今回の津波はものすごく広いエリアで観測され、一部のエリアでは高さ40Mも観測されたといいます。

数百キロメートル四方のプールに、水位40Mの水を張って、その壁の一部を一気に壊した場合、いったい何トンの力で水が流れていくのでしょう? もう恐ろしくて計算できない・・・・。

  

 というか、普通のダムって、どれだけの水のパワー(重量)をせき止めてるんだろう?そりゃダムの工事に税金が掛かるわけだなあ。