ありえないくらい本当にひどいステージ | funta(ふぁんた)のブログ

ありえないくらい本当にひどいステージ

 仕事の関係で、いわゆる「クラブ」という若者の社交場に居合わせる機会が増えた。

 初体験の「トランス」も、最初は「こんなん音楽じゃない。音の暴力だ!」って完全拒否してたけど、DJ次第ではかっこいいサウンドになることもあり、「なるほどジャンルとして悪くないんだなって、素人がDJやるからカッコ悪いんだな」って思えるようになった。これはジャズも珈琲も同じだ。

 こうやって素人による安物の音楽や珈琲が日本に蔓延するから、ジャズ嫌いや珈琲嫌いが増えるんだねー。

いやー、トランス、悪くないっすよ!俺もDJやってみようかな?w


 それはそうと、今回何が最悪かというと・・・DJではなく・・・踊ってる客が最悪だった。

CLUBを知らない人に最初に説明しておくと・・・クラブとディスコって、いろんな部分が「正反対」なんですね。

 例えば、ディスコでは会場のステージは「お立ち台」と呼ばれ、本来お客様のもの。

(もちろん誰でも勝手に上がれる訳ではなく、常連の仕切りでいろんな条件がありますが・・・)


 そのちょうど反対側に「DJブース」という狭い場所が用意されてDJがステージやフロアを見ながら選曲し、フロア全体をプロデュース。つまり、客が主役で、DJはそれを支える役(花形DJもいるけどね)。 言ってみればDJはステージを見守る音響さんや照明さんと同じ立場ですね。


 ところが、これは私も最近知ったんだけど、クラブではお客とDJの立場が全く逆です。

会場のステージ中央に「DJブース」が設置され、お客様はフロアで踊る。つまり、DJが主役で、客が盛り上げ役なんですね。これにはびっくりした。

 

それはそうと・・・先日ステージでDJがトランスを流し(今でも回すって言うのかな?)、フロアも最高潮に盛り上がったころ、全く信じられない光景が繰り広げられました。

 客の一人(20代ぽっちゃり系女性)が突然ステージに上がり、デジカメでDJの顔やブースをパシャパシャ撮影しだしたんです。何枚も何枚も、フラッシュ焚きながら・・・DJはパフォーマンス中にも関わらず、全くお構いなし。

 今度はステージ上からみんなが踊るフロアを数枚撮影したかと思うと、そのままステージ上からフロアに手招き。それに応じた友達数人が更にステージに上がり、4-5人が携帯やデジカメでDJや客席をバシャバシャ撮影・・・、ありえん。

 それだけでも酷いのに、ついにはDJの横に並んでカメラを構えてピースサインでショットの自分撮り。続いて友達二人をDJを挟むように並ばせてブースの前(フロアにお尻向けた状態)からバシャバシャ・・・

 な・・・・何を考えているのか・・・私は頭が真っ白になりましたよ・・・

 ステージを舐めとんのか!(超怒) 素人がステージに土足で上がるんじゃねーよ!

例えば、ピアニストが精神誠意を込めてピアノを弾いてるときに、客がステージに上がって手元や譜面を撮影したり、演奏しているピアニストの顔に自分の顔をくっつけて自分撮りするなんて・・・ありえないでしょ?

 それが・・・クラブでは・・・あるんですねー・・・、いや、本来はあっちゃいけないのかもしれないが。

 もっとありえないのは、そのDJもそれに応えてニコニコ顔で一緒にピースサイン・・・「いぇー!」って・・・。そうか、DJってパフォーマンス中に手を離しても音が止まらないんだ・・・それってやっぱり音楽じゃないや。