プロの世界って・・・ | funta(ふぁんた)のブログ

プロの世界って・・・

69代横綱・白鵬の活躍は素晴らしいですね。


彼はモンゴル人でありながら、日本が好きで、相撲が好きで、本当に研究しているようです。


彼のインタビューで心に残った言葉がこれ・・・・


「相撲が滅びたら日本が滅びる」


「朝青龍は相撲をスポーツにしてしまった」


 朝青龍が彼の最大のライバルであることは周知の事実ですが、彼の考えを否定しているのではなく、自分との認識の違いを伝えてるだけだということは理解してください。


この「スポーツ化」って言葉はすごく深いです。


相撲は「日本の伝統」であり、「国技」である。決してスポーツではないというのです。


この意味は、私なりにものすごく共感します。


 先日も、とある稽古場で力士が親方に「可愛がり」を受けたとして警察に「被害届」を出し、その結果親方が書類送検になった事件がありました。


 可愛がりと暴力(いじめ)の境界はわかりませんが、横綱・白鵬はこの事件を取り上げて、


「今後、我々のような力士は生まれない気がする」


とまで言いました。つまり、自分達も親方や先輩から思い切り「可愛がり」を受けて、それに耐えて精進し、鍛え抜かれてこの地位を手にしたというのです。親方や先輩の暴力なんて愛情の塊でしかない。だから相撲界ではそれを「可愛がり」って言うんです。


ところが近年、勉強嫌いで進学もできないし、かといって就職も無理な子が、滑り止めで相撲部屋の門を叩くという例もあるそうです。


 「うちの子を鍛えてやってください」とかいう親もあるとか。


稽古で暴行を受けたって被害届出すような力士は、運よく幕内になっても、取り組みで突っ張りを食らって血が出たとか、転んで骨折したからって、警察に被害届を出して相手力士を訴えるのでは?


 そんな気がしてなりません。笑えない・・・


こう言っちゃ悪いけど、進学も就職もできない子が角界に入って、一躍スターになる「チャンス」は与えられるけど、それは進学や就職の数十倍・数百倍の苦労をするのが条件だってことに気づいてないみたいです。



 最近の若いやつは・・・・と、私の世代も諸先輩方に言われ続けてきました。

中学時代は暴言や暴力、理不尽な命令も何度も受けました。2年後に自分が部長になって、「俺達の代は後輩をいじめない条例をつくろう」という約束をしたくらいですww

そんな私自身が近年、「最近の若いやつは」といわざるを得ない局面に何度も出くわしています。


ゴスペル始めたころは本当に何度も怒鳴り散らしたり、自分で買った大事な機材を怒って投げつけたり壊したり、よく暴れましたw

でも最近は、言葉を本当に選ぶようになりました。


相撲の世界も音楽の世界も、伝統を受け継ぐという意味では同じだと思います。


 音楽が「楽しい」とは言うけど、「楽(らく)」な訳がないやん!(怒)

一部を除いて、なんでみんなこんなに練習しなくなったんだろう?


仕事が忙しいのも判るけど、俺もみんなと同じだけ仕事して、夜11時とかに帰ってメシ食って、みんなが飲んだり遊んだりしてる時間に徹夜でアレンジしたり譜面書いたり企画書作ったり毎日努力してるのに・・・なんでみんなは「難しくて歌えない」なんて平気で言えるんだろう?言う前にちょっとでも努力してる?


楽しいというのも、聴いてくれる人を喜ばすために自分が影でものすごく努力した結果がきちんと評価された時に初めて「楽しい」と思えるわけで、それまでは本当に「苦しい」毎日ですよ。


集まって歌って聴いて楽しいだけの音楽は、私に言わせればそれは「宴会芸」だと思います。

バラエティが悪いとは言わないが、私はバラエティ音楽をする気はない。


 今週末、20年来の音楽仲間が集まってJAZZ談義をできるのが楽しみです。