七転八倒の続き
昨日投稿した記事とちょうど入れ違いで、日銀総裁が為替介入(30兆円規模)を示唆しましたね。まだ実行前なのに、これだけで為替は敏感に反応しますねw。 怖いこわい。
円高ドル安って、円が強い訳ではなく、流通紙幣が足りないんだってことはずっと前に書きました。
景気が悪くて給料が安いから、日銀にお金を大量に刷ってもらえば解決!って、これも大きな間違いだって事も説明しました。
政府(今は菅総理)がお願いしても、日銀がなかなかお金を刷ってくれないって事も話しました。
今回はもう少しだけ踏み込んで・・・・
■そもそもどうして政府は自分でお金を刷れないのか・・・なんで日銀にお願いするのか?
ものすごく「ざっくり」言ってしまうと、政府が子供で日銀が大人なんです。
歴史上、王族や首相が自国のお金を増刷する権限を持って、その政策によりインフレに沈んだ例がたくさんあるそうです。戦前の日本もそうだったとか・・・。
つまり、お金がないから造っちゃえ的考えは、短絡的な子供の発想。流通紙幣を常に監視して、独自の目線で判断し、経済バランスを常に取っているのが大人である日銀の仕事。
■じゃ、なんで円高なのか・・・
日本の流通紙幣が少ないのが理由ではなく、実はアメリカが同じ理由で政策的に自国のドル紙幣を大量に刷ったのが原因だといわれています。日本は何もしていないのに、アメリカが勝手に(失礼)ドルを大量発行ったもんだから、ドルの希少価値がどんどん目減りして日米のバランスが崩れ、結果として円高になったという理屈。
そんな中、「アメリカがドルを大量に出してバランスを崩したんなら、日本も円を大量に発行してバランスを整えなきゃ」っていうのが政府の一部の人間の子供的発想。
じゃ、リーマンショック以降ドルを大量に刷ったアメリカが経済的に立ち直りましたか?
日本も同じ政策で経済的に立ち直れる保障がありますか?
■もひとつ、なんで政府が子供で日銀が大人なのか・・・・
これ、前にもちょっと触れたけど、新人議員がたった6日間の在任で数百万を受け取るのはけしからんと・・・日割りにするべきと・・・あれ?この議論はどこに行ったんだっけ?
それに対し、議会に雇われた一般調査員(専門家)が、調査報告などで月に2-3日しか議会に出席していないのに、満額(60万~100万程度)を受け取るのはおかしい!って議論もあって、私は個人的に「おかしくないだろ!」って主張を展開しました。
この一般調査員の仕事は完全に「職業」です。学校の先生だったり、大学の教授だったり、現役の漁師さんが水質調査や肴の生態を調べたり、プロの音楽家が海外のオーケストラを吟味したり誘致したり・・・とても一般の議員さんでは太刀打ちできないことを「専門家」の立場から調査・報告を行います。だから、報告の為に議会に出席した日数は仕事内容と全く関係ないと思うのです。
それに対して議員さん(ここでは国会議員も含みます)は、何をどう勉強したのか知りませんが、「(国会)議員になりたい!」って手を挙げて、選挙活動をして、当選すればタレントだって主婦だってスポーツ選手だって議員になれます。ってことは、(国会)議員って「職業」や「専門職」ではないんですよ。言ってみればみんなに選出された「委員会」でしょ?つまり学級委員や町内会会長と一緒。
「ご職業は?」って聞かれて「漁師です」ってかっこいいけど、「ご職業は?」って聞かれて「町内会会長です」っておかしいよね?www。それ職業じゃないやん。
更に、(新人も含め)議員が集まってやってる「経済に関する勉強会」なんて、会社でいうと「新人研修」や「研究発表会」に他ならないです。それは仕事じゃないでしょ?
総理までが「最近勉強して知ったのですが・・・」なんて言う国ですから。
つまり、国会議員の仕事は「職業」ではなく「たまたま働く枠をもらえた役員・作業員」なんだと思います。
その新人を含む「作業員」の給料があまりに高すぎるから国民が怒ってるんです。
(今度書くけど、これが高すぎるから本人達も困ってるんです・・理由は次回のお楽しみ)
スポーツや音楽を職業としている人の中に、40代50代の新人が周囲に推薦されたからって突然入ってきても、それで簡単に食えるわけがありません。
農家や漁師の世界も同じです。子供の頃から目標を持って、需要に自力で応え続けて、人の必要とするものを提供し続けることで、ずっとそれに携わった人生が「職業」であり、まわりから「プロ」と呼ばれる所以です。だから食っていける。
なのに政治家は、40代50代で新人なのに莫大な給料をもらえるんです。それは職業じゃないでしょ?プロとはいえないでしょ?政治の世界の専門知識って何なん?仕事って何なん?選挙運動のコツを覚えることですか?人をその気にさせることですか?
そして、「勝ち馬に乗れ!」って事ですか?
そうだな、勝ち馬を見分ける能力かも。(競馬ですか!w)
そんな素人の集まり同士が、経済の事をそれぞれ勉強しながら、「どうすれば日本の経済を立て直せるんだ」とか、「消費税はどうすんだ!」とか、「税金を上げずに経済を立て直す方法を!」なんて、素人同士でカンカン諤々と話し合ってるのが国会です。
それでもしょせん素人同士では判らないから、時々本当の「その道の専門家」を呼びます。例えば日銀白川総裁とか。でもいつもなぜか国会議員の方が「上から目線」です。
呼んでやったんだぞみたいな・・・説明をしなさい!みたいな。なんでやろ?
その道の「先生」をお呼びしてるのに、自分達こそ「先生」だと思ってる。わからん!w
その道の専門家に敬意を表すって事を知らないのはきっと、自分達が専門家じゃないからだよね。専門知識を何年も掛かって蓄えた人の苦労を知らないからだよ。
だって、選挙で票を集める方法を知ってれば国会議員になれるんだもん・・・・そんな技術は議員になってからは必要ないやん。
前フリが長くなりましたが、これに対してやはり日銀は、「経済界のプロフェッショナル」だと思うのです。要するに「専門家チーム」です。その総裁の意思ひとつで日本の流通紙幣は何十兆と変化します。それだけ重要な任務と責務を与えられたプロなんです。
誰かが「日銀に入りたい」って手を挙げても、何百万人の署名を集めても門前払いです。あたりまえだ。
そのプロフェッショナルの彼らが「今は為替介入すべきではない」って言ってるのに、なんで政府役員は「菅さんじゃ弱いから、じゃ小沢さんに圧力を掛けてもらおう・・」って、脅し政策を考えつく?思考回路が全く理解できません。
結果的に、市場に押されて介入せざるを得なくなってしまいましたが・・・それを促したのも素人の政府の勝手な議論や思想が、市場に過剰な期待や諦めを誘い、結果として市場を通じて日銀を動かしたのだと私は思っています。
さて、昨日私が想像したとおり、菅・小沢の直接対決は回避しそうですが・・・
そもそも日本の政治の専門家って、実は小沢さんとか角栄さんとか金丸さんとか・・・彼らが専門職なのかもね。そこに政治素人の菅さんが戦いを挑むから、しかも素人のハトヤマさんも間に入ってかき乱すから、いろいろ問題が起きているのかもwww
国民が何もしらないところで、小沢さんのような政治専門家たちが裏でいろんな事(いいことも悪いことも)やってきたから、今までの日本はなんとか動いてきたのかも。
そこに、若手新人の素人首相が「正義」を振りかざしてきたもんだから、今の国会は大変なことになっているのかもwww。 私は大歓迎ですけどね。
円高ドル安って、円が強い訳ではなく、流通紙幣が足りないんだってことはずっと前に書きました。
景気が悪くて給料が安いから、日銀にお金を大量に刷ってもらえば解決!って、これも大きな間違いだって事も説明しました。
政府(今は菅総理)がお願いしても、日銀がなかなかお金を刷ってくれないって事も話しました。
今回はもう少しだけ踏み込んで・・・・
■そもそもどうして政府は自分でお金を刷れないのか・・・なんで日銀にお願いするのか?
ものすごく「ざっくり」言ってしまうと、政府が子供で日銀が大人なんです。
歴史上、王族や首相が自国のお金を増刷する権限を持って、その政策によりインフレに沈んだ例がたくさんあるそうです。戦前の日本もそうだったとか・・・。
つまり、お金がないから造っちゃえ的考えは、短絡的な子供の発想。流通紙幣を常に監視して、独自の目線で判断し、経済バランスを常に取っているのが大人である日銀の仕事。
■じゃ、なんで円高なのか・・・
日本の流通紙幣が少ないのが理由ではなく、実はアメリカが同じ理由で政策的に自国のドル紙幣を大量に刷ったのが原因だといわれています。日本は何もしていないのに、アメリカが勝手に(失礼)ドルを大量発行ったもんだから、ドルの希少価値がどんどん目減りして日米のバランスが崩れ、結果として円高になったという理屈。
そんな中、「アメリカがドルを大量に出してバランスを崩したんなら、日本も円を大量に発行してバランスを整えなきゃ」っていうのが政府の一部の人間の子供的発想。
じゃ、リーマンショック以降ドルを大量に刷ったアメリカが経済的に立ち直りましたか?
日本も同じ政策で経済的に立ち直れる保障がありますか?
■もひとつ、なんで政府が子供で日銀が大人なのか・・・・
これ、前にもちょっと触れたけど、新人議員がたった6日間の在任で数百万を受け取るのはけしからんと・・・日割りにするべきと・・・あれ?この議論はどこに行ったんだっけ?
それに対し、議会に雇われた一般調査員(専門家)が、調査報告などで月に2-3日しか議会に出席していないのに、満額(60万~100万程度)を受け取るのはおかしい!って議論もあって、私は個人的に「おかしくないだろ!」って主張を展開しました。
この一般調査員の仕事は完全に「職業」です。学校の先生だったり、大学の教授だったり、現役の漁師さんが水質調査や肴の生態を調べたり、プロの音楽家が海外のオーケストラを吟味したり誘致したり・・・とても一般の議員さんでは太刀打ちできないことを「専門家」の立場から調査・報告を行います。だから、報告の為に議会に出席した日数は仕事内容と全く関係ないと思うのです。
それに対して議員さん(ここでは国会議員も含みます)は、何をどう勉強したのか知りませんが、「(国会)議員になりたい!」って手を挙げて、選挙活動をして、当選すればタレントだって主婦だってスポーツ選手だって議員になれます。ってことは、(国会)議員って「職業」や「専門職」ではないんですよ。言ってみればみんなに選出された「委員会」でしょ?つまり学級委員や町内会会長と一緒。
「ご職業は?」って聞かれて「漁師です」ってかっこいいけど、「ご職業は?」って聞かれて「町内会会長です」っておかしいよね?www。それ職業じゃないやん。
更に、(新人も含め)議員が集まってやってる「経済に関する勉強会」なんて、会社でいうと「新人研修」や「研究発表会」に他ならないです。それは仕事じゃないでしょ?
総理までが「最近勉強して知ったのですが・・・」なんて言う国ですから。
つまり、国会議員の仕事は「職業」ではなく「たまたま働く枠をもらえた役員・作業員」なんだと思います。
その新人を含む「作業員」の給料があまりに高すぎるから国民が怒ってるんです。
(今度書くけど、これが高すぎるから本人達も困ってるんです・・理由は次回のお楽しみ)
スポーツや音楽を職業としている人の中に、40代50代の新人が周囲に推薦されたからって突然入ってきても、それで簡単に食えるわけがありません。
農家や漁師の世界も同じです。子供の頃から目標を持って、需要に自力で応え続けて、人の必要とするものを提供し続けることで、ずっとそれに携わった人生が「職業」であり、まわりから「プロ」と呼ばれる所以です。だから食っていける。
なのに政治家は、40代50代で新人なのに莫大な給料をもらえるんです。それは職業じゃないでしょ?プロとはいえないでしょ?政治の世界の専門知識って何なん?仕事って何なん?選挙運動のコツを覚えることですか?人をその気にさせることですか?
そして、「勝ち馬に乗れ!」って事ですか?
そうだな、勝ち馬を見分ける能力かも。(競馬ですか!w)
そんな素人の集まり同士が、経済の事をそれぞれ勉強しながら、「どうすれば日本の経済を立て直せるんだ」とか、「消費税はどうすんだ!」とか、「税金を上げずに経済を立て直す方法を!」なんて、素人同士でカンカン諤々と話し合ってるのが国会です。
それでもしょせん素人同士では判らないから、時々本当の「その道の専門家」を呼びます。例えば日銀白川総裁とか。でもいつもなぜか国会議員の方が「上から目線」です。
呼んでやったんだぞみたいな・・・説明をしなさい!みたいな。なんでやろ?
その道の「先生」をお呼びしてるのに、自分達こそ「先生」だと思ってる。わからん!w
その道の専門家に敬意を表すって事を知らないのはきっと、自分達が専門家じゃないからだよね。専門知識を何年も掛かって蓄えた人の苦労を知らないからだよ。
だって、選挙で票を集める方法を知ってれば国会議員になれるんだもん・・・・そんな技術は議員になってからは必要ないやん。
前フリが長くなりましたが、これに対してやはり日銀は、「経済界のプロフェッショナル」だと思うのです。要するに「専門家チーム」です。その総裁の意思ひとつで日本の流通紙幣は何十兆と変化します。それだけ重要な任務と責務を与えられたプロなんです。
誰かが「日銀に入りたい」って手を挙げても、何百万人の署名を集めても門前払いです。あたりまえだ。
そのプロフェッショナルの彼らが「今は為替介入すべきではない」って言ってるのに、なんで政府役員は「菅さんじゃ弱いから、じゃ小沢さんに圧力を掛けてもらおう・・」って、脅し政策を考えつく?思考回路が全く理解できません。
結果的に、市場に押されて介入せざるを得なくなってしまいましたが・・・それを促したのも素人の政府の勝手な議論や思想が、市場に過剰な期待や諦めを誘い、結果として市場を通じて日銀を動かしたのだと私は思っています。
さて、昨日私が想像したとおり、菅・小沢の直接対決は回避しそうですが・・・
そもそも日本の政治の専門家って、実は小沢さんとか角栄さんとか金丸さんとか・・・彼らが専門職なのかもね。そこに政治素人の菅さんが戦いを挑むから、しかも素人のハトヤマさんも間に入ってかき乱すから、いろいろ問題が起きているのかもwww
国民が何もしらないところで、小沢さんのような政治専門家たちが裏でいろんな事(いいことも悪いことも)やってきたから、今までの日本はなんとか動いてきたのかも。
そこに、若手新人の素人首相が「正義」を振りかざしてきたもんだから、今の国会は大変なことになっているのかもwww。 私は大歓迎ですけどね。