中井貴恵氏、音語り
ちょっとご縁があり、先日、中井貴恵氏による「音語り」という朗読イベントにお邪魔してきました。
中井貴恵.com
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ただの小説の朗読とは違い、故・小津安二郎氏による映画作品の台本を基に原稿を起し、その配役の台詞を一人で演じるというもの。しかもBGMに、ジャズピアニストの松本峰明氏の生演奏を従えて。とてもシンプルでゴージャス。
中でも今回は、ご自身の父君である佐田啓二氏も出演したという作品。第一部のフリートークで印象に残った彼女の言葉がある。
父君の作品を観て育った自分が、この歳でプロの女優として経歴を重ねても、女性故にご自身が父君の役をやる事、父君のセリフを人前で演じる事はまずないと思っていた。(中井貴一氏はあるらしいが)。
だが、この音語りは、老若男女すべての配役を一人でこなすという。
つまり、その昔、小津監督の元で若かりし父君がカメラの前で語ったセリフを、時代を越えて、女性であるご自身が人前で演じる事ができるという事、それが何より嬉しいというのだ。
うわー、この言葉を聴いてじーんときた。
第二部はメインの「音語り」
何も無いステージに、上手に大きな小津氏のモノクロ写真(最近モノクロフィルムをやってるので、またこの写真の良さがわかる)
ステージ下手にはグランドピアノと松本峰明氏。そして中央に、青い着物を召した中井貴恵氏がイスにすわって、それだけ。
本当にシンプルだけど、彼女の滑舌は本当によくて、また声色も使い分けて、配役の顔が浮かんでくる。
映画では映像として見せているものを、台本ではト書きとして書かれていたり、セリフの上に配役の名前があったりするのだが、彼女はこの複数の配役の名前を極力省いてみせた。つまり、声色だけで人を演じ切る。
亡くなった男性の友達が数人集まって自由に語るのだが、どれが誰のセリフか見えてくる。
未亡人の女性とその年頃の娘、その友達の寿司屋の娘。特に母と娘の切り替えが素晴らしい。それぞれの年齢まで見えてくる。
主催者の計らいで、次のステージまでの30分足らずの間に、楽屋そばでちょっとだけご挨拶させてもらった。
飾らない気さくな方で、rairaとも話が弾んでましたよw
お土産に麻布珈房のコーヒーを直接手渡ししておきましたよー!(店長!小玉さん!)
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ただの小説の朗読とは違い、故・小津安二郎氏による映画作品の台本を基に原稿を起し、その配役の台詞を一人で演じるというもの。しかもBGMに、ジャズピアニストの松本峰明氏の生演奏を従えて。とてもシンプルでゴージャス。
中でも今回は、ご自身の父君である佐田啓二氏も出演したという作品。第一部のフリートークで印象に残った彼女の言葉がある。
父君の作品を観て育った自分が、この歳でプロの女優として経歴を重ねても、女性故にご自身が父君の役をやる事、父君のセリフを人前で演じる事はまずないと思っていた。(中井貴一氏はあるらしいが)。
だが、この音語りは、老若男女すべての配役を一人でこなすという。
つまり、その昔、小津監督の元で若かりし父君がカメラの前で語ったセリフを、時代を越えて、女性であるご自身が人前で演じる事ができるという事、それが何より嬉しいというのだ。
うわー、この言葉を聴いてじーんときた。
第二部はメインの「音語り」
何も無いステージに、上手に大きな小津氏のモノクロ写真(最近モノクロフィルムをやってるので、またこの写真の良さがわかる)
ステージ下手にはグランドピアノと松本峰明氏。そして中央に、青い着物を召した中井貴恵氏がイスにすわって、それだけ。
本当にシンプルだけど、彼女の滑舌は本当によくて、また声色も使い分けて、配役の顔が浮かんでくる。
映画では映像として見せているものを、台本ではト書きとして書かれていたり、セリフの上に配役の名前があったりするのだが、彼女はこの複数の配役の名前を極力省いてみせた。つまり、声色だけで人を演じ切る。
亡くなった男性の友達が数人集まって自由に語るのだが、どれが誰のセリフか見えてくる。
未亡人の女性とその年頃の娘、その友達の寿司屋の娘。特に母と娘の切り替えが素晴らしい。それぞれの年齢まで見えてくる。
主催者の計らいで、次のステージまでの30分足らずの間に、楽屋そばでちょっとだけご挨拶させてもらった。
飾らない気さくな方で、rairaとも話が弾んでましたよw
お土産に麻布珈房のコーヒーを直接手渡ししておきましたよー!(店長!小玉さん!)