セロー250
近くを走っている時に、チェーンが切れてしまったらしく、
車体を押してご来店。
破断しています。
チェーンもかなりサビが出ていて、サビによる劣化が直接的な原因だと
思いますが、チェーンの張り過ぎも原因ではないでしょうか。
お客様が言うには、チェーンが結構伸びてきていて、
チェーンの張り調整は何度かした、とのこと。
チェーンは、張りが緩いよりも、張り過ぎのほうが
危険です。
特にセロー等のオフ車の場合、リアのストロークが大きいので、
チェーンの遊びは、結構多めに取らないといけません。
通常のオンロードバイクの場合は、チェーンの遊びは
20~30mm程度ですが、セロー250の指定値は、
50mmです。かなりユルユルですよ。
張り過ぎの場合、リアのサスペンションストロークに規制が
かかったり(ちゃんと動かない)、チェーンだけではなく、
スプロケットにも負荷がかかるので、変摩耗する。
今回の車両のスプロケット。
これも交換ですね。
で、部品が入荷したので、作業を始めると・・・
またですね。ブレーキパッド。
ちょうど、残量0mm。
今回は、車両が入庫してからの部品手配だったので、
その時に私がチェックしていなかったのが悪いのですが、
またブレーキパッドを手配するハメになってしまいました。
きちんとチェックしていたら、一緒に部品を手配できたのですが・・・
やはり、何事もチェック、確認が大事です。反省です。