現在長男タローは30歳になりました。小学4年生から中学3年生まで、特別支援学級に在籍していて、公立高校・私立専門学校を卒業。3回離職を繰り返した挙句、障害者 就業・生活支援センターで研修を受けていましたが、そこも無事卒業しました。現在トライアル雇用で働いています。
長男タローは無類の肉好きです。
物心ついたときから、そうでした。
田舎で祖父・祖母と同居していたころは、タローがいる限り、食卓は本当にカオスでシュールでバトル
でした。
1ミリでも1グラムでも大きいのが欲しいと訴える。
取り替えろと叫ぶ。
テーブルの上の皿を見比べては、ギャーギャー言って、最後は泣く始末で…。
他には、スパゲティの中から、ウインナーだけ取り出しておく。
カツ系の衣はすべて外して寄せておく。
汁系の肉まで、取り出しては皿の上です。
集めては最後に食すのシステムのようでした。
子どもだからの可愛らしさを遥かに超えた
鬼の形相に、「何かに取りつかれたか病気だ」と思ってい
たのすが、最近になって突然の変化がありました。
訳あってチョロパパとタローにだけ、夕食にトンテキを付けたのですが、ちょろママに無いのが気になった
ようで「半分あげるわ」って言ってきました。
せ、世紀末かもしれない
あまりの衝撃に、腰が抜けて椅子から落ちそうになりました。
こいつにこんな日が来るなんて…。
「何で分ける気になったの?」って聞いたら
「分かんない」って答えました。
後から何か言われたら嫌とかではなく、純粋に分け合った方が美味しいと思ったからだそうです。
(* ̄- ̄)ふ~ん。この歳になっても発達の節って、あるのかもしれない。
ちなみにタローの気持ちを汲んで、1切れだけいただきました。
(人´∀`)アリガトー♪タロー