現在長男タローは、28歳です。小学4年生から中学3年生まで、特別支援学級に在籍していました。

公立高校・私立専門学校を卒業、3回離職を繰り返した挙句、今は障害者 就業・生活支援センターで研修を受けています。

そんなタローのささやかな成育歴とあれこれを綴っています。

 

 

4歳になって、やっと公○の3~4歳向けの簡単な迷路ができるようになりました。

 

以前はスタートからゴールまで、仕切りを越えてまっすぐに進んでいました。

 

ただ、迷路の意味が分かっていなかっただけかもしれませんが、目で追うこともできていないようにも見えま

 

した。

 

 

数は1~10までは言えても「1」以外は理解できていない様子で、『数の概念』は3年くらい遅れていました。

 

後は、キャッチボールもできなかったです。

 

ボールを目で追わない。追えない。

 

手が飛んで来る方向に構えられない、棒立ちの状態でした。

 

目と手の『供応運動』ができていないんです。

 

男の子は、こういう球技等は興味を持って楽しんでするものと思っていたので、すごくショックでした。

 

キャッチボールは中学に入ってから、相手が先生限定でできるようになった記憶があります。

 

タローが4歳のときは、この『数の概念』と『視覚認知』の部分をどうやって伸ばしていこうかと悩んでいまし

 

た。

 

保健所でのカウンセラーは、一般的なお手伝いとか、本人の好きな習い事をさせるよう勧めました。

 

こんな状態でも、「悪すぎない」という理由で、療育等の支援の話は出なかったです。

 

↑これは4歳10ヶ月、鉛筆を握ろうともしなかったタローが突然描いた絵です。

 

3歳6ヶ月までは○も掛けなかったのですが、子どもの成長ってこんなものなんだろうなと思います。

 

絵から見える知能は3歳くらい。

 

筆圧がなく、ヘロヘロの線です。

 

この部分は28歳の現在も変わっていません。

 

↑これは16歳のときに描いた絵です。

ゲームのキャラ「クルーク」の模写だそうです。

 

 

自分の身の回りのことやお手伝いをしたり、回り道をしながらもそれなりに力を付けて来ているようです。

 

 

※タローは『視覚認知障害』の診断は受けていません。

 

大学附属病院の方針にもよりますが、視覚認知障害<知能で障害で、より重い方に焦点を当てるからのよう

 

です。