皆さん、こんにちは。地方でパート主夫をしているKです。
今日は、僕が最近直面した、一大プロジェクトについてお話しさせてください。それは「実家の片付け」です。



​きっかけは実家のリフォーム。僕たちの前に立ちはだかった「物」という名の壁

​先日、長年暮らしてきた実家が、ついにリフォームをすることになりました。

壁紙が新しくなり、キッチンやお風呂もピカピカに…と、家族みんなでワクワクしていたのですが、その前に、僕たちには避けて通れない大きなミッションがありました。


​そう、家財道具一式の片付けです。
​家一軒を丸ごとひっくり返すような大作業。しかし、本当の敵はホコリや汚れではありませんでした。それは、僕の両親の心に、深く、強く根付いた**“ある価値観”**だったのです。

​なぜ親は捨てられないのか?「もったいないお化け」の正体

リフォームに向けて、不要なものを処分しようと提案した僕。しかし、両親の口から返ってくるのは、お決まりの言葉でした。
「もったいない」「まだ使える」「いつか使うかもしれない」
​欠けてしまった茶碗。何十年も前の、趣味の悪い置き物。傷だらけで、今の暮らしには合わない巨大なタンス。僕から見ればガラクタ同然のものでも、親にとっては「捨てるなんてとんでもない」大切な物なのです。
なぜ、親世代はここまで物を捨てられないのでしょうか?なんていっていてと作業は滞るだけですガーン


​僕が親を説得した「粘り強い交渉術」
​「なんでこんな物とってあるの!」と感情的に責めても、壁が厚くなるだけ。
僕は、作戦を練ることにしました。
​作戦1:「敵」ではなく「味方」になる
まずは、「そうだよね、これは捨てるの惜しいよね」と、親の気持ちに100%共感するフリ…いえ、寄り添うことから始めました。一度受け止めてもらうだけで、親のガードは少しだけ下がります。
​作戦2:「未来の快適さ」を具体的に見せる
「この古いタンスがなくなったら、ここに新しいソファが置けて、お父さんも楽にテレビが見れるよ」
「食器棚がスッキリすれば、お母さんの好きな食器がもっと素敵に見えるんじゃない?」
物を失う悲しみより、新しい生活へのワクワクするイメージを具体的に提示しました。
​作戦3:「リフォーム業者」という“黒船”を利用する
最終手段はこれでした。
「業者さんが『リフォーム当日、ここに物があると工事ができない』って言ってたよ」
「今週中に決めないと、追加料金がかかるらしい…」
第三者の言葉を借りて、「今、決めなければならない」という外的要因を作り出したのです。これが、一番効果がありました。

​まとめ:片付けは、親の人生と向き合うこと。
​約1ヶ月にわたる粘り強い交渉の末、両親はしぶしぶながらも、多くの物を手放す決心をしてくれました。
がらん、と物がなくなった部屋を見て、父がぽつりと「なんだか、すっきりしたな」と言ったのが印象的でした。

​実家の片付けは、単なる断捨離じゃない。
親がどんな時代を生きて、何を大切にしてきたのか。その人生そのものと向き合う、尊くて、少しだけ切ない時間なのだと、僕は気づきました。

​もし、あなたが同じ問題で悩んでいるなら、焦らないでください。それは、あなたの親が、物を、そして家族の思い出を、深く愛している証拠なのですから。

写真は片付けの最中にでてきた小さな引き出しでしたー笑

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