(1)やってはいけない問題集

 

 武田塾チャンネルで「やってはいけない数学問題集」についての番組がありました。数学が苦手な人はこの番組をみてみましょう。

 

【超危ない】新学期に配られる数学のヤバい問題集に物申す! (youtube.com)

 

 

(2)解説の薄い教科書併用問題集

 

 学校で解説の短い教科書併用問題集が配られ、学校でそれをやることを推奨されることがあります。

 

 薄い解説でも十分に理解できる人ならいいのですが、問題が解けなかった人は薄い解説では理解不十分なことが多いと思います。

 

 数学が得意な一部の人を除いて、数学は解放暗記を積み上げる教科だと思います。

 

 そのような方針には「解説の薄い教科書併用問題集」は適当ではないと思います。

 

(3)厚い本について

 

 武田塾チャンネルは「青チャート」などの厚い本は、「間に合わないでしょ!」と否定的に扱っています。

 

 地頭のいい人は薄い本でも数学の得点をあげることができるかもしれません。

 

 しかし、多くの人は薄い本では自分の能力相当の大学に合格するのがやっとだと思います。

 

 IQ100の人なら、私立文系では偏差値45、私立理系では偏差値40,国公立理系なら偏差値35程度が

 IQ115の人なら、私立文系では偏差値55、私立理系では偏差値50,国公立理系なら偏差値45程度が実力相応だと思います。

 

 それ以上の大学を目指すのなら、厚い参考書・問題集に食らいついて、解法を暗記していかなければならないのだと思います。

 

 「間に合わないでしょ!」ではなくて、「間に合うように勉強時間を捻出して!」です。

 

 「学問に王道がない」ように、一部の地頭の良い人を除いて、「厚い本をやりきることなしに志望大学への合格はない!」のだと私は思います。