入学者5人の薬学部、どうなる？姫路獨協大学

(1)姫路獨協大学の学部別在籍者数

　姫路獨協大学の在籍学生数が激減しているとのニュースを知りました。

　調べてみると確かに急減しています。

　　　　　　　入学者数　1学年　2学年　3学年　4学年　5学年　6学年　計

人間社会学群　　85　　　 96　　120　　138　　177　　　　　　　　531

医療保健学部　　43　　　 47　　 112　　82　　　77　　　　　　　　318

薬学部　　　　　 5　　　　7　　　39　　 23　　　39　　41　　64　 213

看護学部　　　　25　　　25　　　60　　54　　　74　　　　　　　　213

合計　　　　　 158　　　175　　331　　297　　367　　　　　　　 1275

　60人の定員に対して入学者数が5人の薬学部は存続の危機ですし、看護学部も通常は人気学部のはずですが、大幅な定員割れです。

(2)姫路市に公立大学法人化を要望するも断られる

　姫路獨協大学は2021年に姫路市に「公立大学法人化に関する要望書」を提出しました。しかし、姫路市は「姫路獨協大学在り方審議会」等で議論を重ね、2022年に「姫路獨協大学の公立大学法人化は困難であるとの判断に至った」との結論に達しました。

　このような経緯が兵庫県内では報道されたため、大学の先行きが危ぶまれるようになり、2023年入試で入学者が大幅に減少したようなのです。

　2024年入試の受験者数、入学者数はどうなるのるのでしょうか？

(3)静岡県内の大学は大丈夫でしょうか？

　今後少子化が進む中、静岡県内の大学は大丈夫でしょうか？

　特に文系学部のみの静岡英和学院大学は何らかの改革を行っていかないとまずいのではないでしょうか？

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