(1)内申書24で静岡市内の高校に行けず
最近、中学校3年生が、志望校に関する面談の結果を報告するようになりました。そのうちの1人が、
「成績表の合計が24だったけれど、静岡市内の高校は無理だから高等専修学校に〇〇学院(高等専修学校)に進学することを勧められました。やはり普通の高校は無理でしょうか?」
「普段のテストは何点ぐらいですか?」
「だいたい80点代です」
今までは、「成績表の合計が21か22、定期テストは90点以上」が目安だったように思います。ただし、成績表の合計がこのラインを越えていれば、多少普段のテストの点数が低くても市内の全日制高校に進学可能なこともあり、昨年は普段の定期テストが50点代でしたが、実技教科の評価が高く、成績表の合計が25だった子は担任の先生から複数の高校が合格可能と説明され、実際に市内のある私立高校に合格し、その高校に進学してました。
しかし、今年は成績表の合計が23とか24あっても普段の定期テストが90点に達していないような複数の子が、私立の通信制高校や高等専修学校を勧められていました。どうも私立高校の進学基準が厳しくなったようです。
(2)旧静岡市内の私立高校への進学が難しいと言われた場合はどうすればいいのか?
旧静岡市内の私立高校への進学が難しいと言われた場合はどうすればいいのか?
いくつかの選択肢があると思います。
①多少リスクが伴っても、入りやすそうな旧静岡市内の私立高校を受験する
②旧静岡市外の私立高校を受験する
③定員割れしそうな県立高校を受験する
④中央高校を受験する
⑤私立の通信制高校を受験する
⑥定時制高校を受験する
次回は上記選択肢について、もう少し詳しく説明したいと思います。