セナです。
今日の話は、少し重いかもしれません。
でも、どうしても伝えたいことがあります。
僕が会社を辞めた理由の一つ。
そして、今こうして発信を続けている理由。
それを、話そうと思います。
社会人2年目の春、
新卒の女の子が僕たちの部署に配属されました。
明るくて、頑張り屋で、
いつも笑顔で挨拶してくれる子でした。
「よろしくお願いします!」
って、キラキラした目で言ってた。
僕は、「頑張ってほしいな」って思ってた。
でも、その子が配属されて、
数ヶ月後。
異変が起きました。
ある日、部署全体のチャットワークに、
上司からメッセージが届きました。
30名以上が参加しているグループチャット。
つまり、部署全員が見るチャット。
そこに、上司はこう書きました。
「〇〇(新卒の女の子の名前)、
お前は毎日、部署全員のゴミ箱にあるゴミを捨てろ」
僕は、その文章を見て、
目を疑いました。
「え、何これ?」
ゴミ捨て?
新卒だから雑用をやらされるのは、
まだ分かる。
でも、それを全員が見るチャットで、
公開で指示するのは、おかしい。
そして、その数日後。
その子は、ゴミ捨てをしなかった日がありました。
忙しくて、忘れてしまったんだと思います。
すると、上司は再び、
全員が見るチャットワークに、こう書きました。
「〇〇、お前はゴミを捨てなかった。
お前はゴミだ」
僕は、その文章を見て、
血の気が引きました。
「ゴミ」?
人に向かって、「ゴミ」?
しかも、30名以上が見てるチャットで?
その日、オフィスで、
その子が泣いてるのを見ました。
デスクに座ったまま、
声を押し殺して泣いてた。
肩が震えてた。
僕は、声をかけられなかった。
「大丈夫?」
「気にしなくていいよ」
そう言ってあげたかった。
でも、言えなかった。
上司の目が怖かった。
「余計なことするな」って思われるのが怖かった。
自分が守られたかった。
だから、何もできなかった。
その子は、その日のうちに退職しました。
「もう無理です」
って、上司に伝えて、
そのまま帰っていった。
僕たちが止める間もなく。
その後、上司はこう言いました。
「メンタル弱いやつは、
この業界でやっていけないからな」
周りは、誰も何も言わなかった。
僕も、何も言えなかった。
その職場は、数字主義の異常な環境でした。
数字さえ出せば、何をしてもいい。
数字が出なければ、人間扱いされない。
パワハラもモラハラも、
「厳しい指導」という名目で正当化される。
誰もそれに疑問を持たない。
持っても、言えない。
僕も、その空気に飲まれてた。
今でも、後悔しています。
もっと早く、異変に気づいてあげればよかった。
もっと早く、声をかけてあげればよかった。
上司に、「それはおかしい」って言ってあげればよかった。
でも、当時の僕には、
その勇気も力もなかった。
自分が生き延びることで精一杯だった。
自分が傷つかないことで精一杯だった。
だから、彼女を守れなかった。
あの日、泣き崩れて辞めていった彼女。
今、どこで何をしてるんだろう。
元気にしてるんだろうか。
そう思うと、今でも胸が痛い。
あの出来事が、
僕が会社を辞める決断をした理由の一つでした。
「この環境は、おかしい」
「ここにいたら、僕も壊れる」
そう思った。
そして、もう一つ。
「こういう理不尽な環境で苦しんでる人を、
いつか救いたい」
そう思いました。
今、僕がADHDやHSPの発信をしているのは、
その気持ちがあるからです。
理不reasonable環境で苦しんでる人。
自分を責めてしまってる人。
「自分がダメなんだ」って思い込んでる人。
そういう人たちに、伝えたい。
あなたは、ダメじゃない。
環境が、おかしいだけだ。
あの時の彼女に、
僕は何もしてあげられなかった。
でも、今なら、
同じように苦しんでる人に、
何か伝えられるかもしれない。
「あなたは一人じゃない」
「逃げてもいい」
「環境を変えてもいい」
そう伝えられるかもしれない。
もしあなたが今、
職場でモラハラやパワハラを受けているなら。
もしあなたが、
「自分が悪いんだ」って思い込んでるなら。
違います。
あなたは悪くない。
環境が、おかしいだけです。
「逃げる」ことは、悪いことじゃない。
「環境を変える」ことは、負けることじゃない。
それは、自分を守るための、
正当な選択です。
僕は、あの時、
彼女を守れなかった。
でも、今なら、
あなたを守れるかもしれない。
少なくとも、
「あなたは一人じゃない」って、
伝えることはできる。
理不尽な環境で苦しんでる人を、
僕は救いたい。
それが、今の僕の目標です。
あなたが今、苦しんでいるなら。
どうか、無理しないでほしい。
環境を変える勇気を持ってほしい。
あなたの人生は、
あなたが守っていい。
それでは、また。
セナ