良い人間関係を作るには、人を批判しないことです。
さらに、小さなSNS等の小さなネットワーク内での良好な関係を作るうえで、一番重要なのが、他人を批判したり、自分の思うとおりにしたい、欠点を改めさせたいという欲求を絶ちきることです。
小さなネットワーク内で、ことさら、他人の間違いを指摘し、改めさせようとしたところで、ご本人は何を得たいのでしょうか?
他人の過ちを改めさせようとする変わりに、自らの過ちを改めるべきです。
他人は自由にできないことを早々に悟り、自らの心の王国の統治をコントロールするべきです。
他人を思うとおりにコントロールしたい、これらの気持ちが自分の中にある限りよい人間関係は生まれません。
すぐに気付くべきです 。
「人を変える事はできない、変える事ができるのは自分だけだ。」
と気付けばもっと気楽に心安らかに生活する事ができます。
人を批判する事をやめ人を理解する事に努めましょう。
批判から理解する事へ舵を変えましょう。
それが唯一、人間関係を良好にする道です。
「自分の力で変えられる事だけを考えて暮らす事ほど、人生を楽にする方法はない。」
(ジャック・ドーソン)
「他人を批判しない人のほうが、したがる人よりもずっと明晰な決断を下し、また自分を幸せに感じている。」
(ジョン・カバト=ジン)
上の言葉に批判してしまうことから開放されるヒントが込められています。
普段、私たちが生活していると他人より優位に立ちたいという気持ちや決めつけ、レッテル張りをしがちです。
でも、このレッテル張りは相手の良いところも1つのレッテルにより見ることも出来なくなります。
「Aさんは、いかがわしい!」
などとレッテルを張り、
Aさんが素晴らしい考えを発表しても
「Aさんのインスピレーションはいかがわしくて、信じられない。」
などと決め付けをして否定的な方向へと進み、ついには現実の姿まで偏見・批判の目で見てしまうのです。
しかして、この批判や偏見というのは、言っている本人のエゴの塊のほかの何者でもないことを知るべきです。
批判する事によって消耗するのは自分自身です。
たえず他人の欠点に目を向けてしまい、どうしても思い通りにならないジレンマを感じるだけです。
批判をする事を止め理解する事に努めれば、この批判体質からも開放されます。
批判体質の方は、その事を翌々考えねばなりません。
また、自らの自説を名も知れない、会ったこともない、まったくの他人から間違いだと指摘されて、直した経験が過去にあったかを、自らの胸に問うべきです。
ほとんど、そのような経験は皆無ではないかと思うのです。
さすれば、安易に批判することは止めましょう。
批判すれば、その批判は、必ず、貴方に戻ります。
他人を変えたければ、自らの心を変えることです。
「向かい合う相手は、鏡なり」
という言葉を聞いたことがありますでしょうか?
批判すれば、批判が帰ってきます。
また、笑顔には、笑顔が帰ってくるのです。
特に小さなネットワーク内で、同じ仲間が批判合戦してることくらい醜いものはありません。
ですから、どうか、まず、理解です。
まず、優しさを投げかけるべきです。
そうすれば、必ず、人間関係は良好になるでしょう。