何のために己を断って、魂だけが帰り来るの?映画「永遠の0」感想 | 幸福を実現するブログ

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映画「永遠の0」を見ました。

遅きに失した感がありましたが、映画館に足を運びました。


「たった一度の人生を捧げて、さらば友よ、永久に眠れ
~~~
何のために己を断って、魂だけが帰り来るの?」

最後のエンディングで、サザンの蛍が流れたら、涙が自然に溢れ、止まらなくなりました。

終わった後も、ボッーとして、感動だか、何とも言えない気持ちが込み上げてきました。

ああっ、日本は、凄い時代を駆け抜けてきたのだなと、改めて思いました。

また、特攻隊員が、守りたかった祖国は、どこにあるのかとも、思いました。

しかし、永遠の0の原作は、450万部も、売れたと聞いています。

その450万という数字が、日本の希望です。

450万人の方が、この素晴らしい特攻隊員の生き様を描いた映画の原作を読んでいることに、何とも嬉しい気持ちを抱きました。

日本も、まだまだ捨てたものじゃないな、
あの頃の日本の空気を多少なりとも感じている日本人が450万人もいるなんて、
それも、映画になり、大ヒットとなり、本を読まない人も、映画を見て、特攻隊員の悲しい物語を見て、涙している、
そして、なにより、その上で、私たちの繁栄と生活が成り立っていることに、多少なりとも感じている人たちが増えつつある


こんな嬉しいことはありません。

日本人は、空気に支配されると言うけど、空気が変わりつつあることを本当に感じています。

特攻隊員の遺書を靖国神社で読んだことがあります。

ただ、家族を守りたい、ただ、祖国を守りたい、ただ、愛するものを守りたいという思いでいっぱいでした。

涙なしでは、読めなかったです。

映画の主人公も、家族を守りたいという想いで溢れた青年です。

ただちょっと当時と違うところは、生きて家族の元に帰りたいという思いのある青年でした。

だけれども、その青年は特攻を選択します。

そこのところが、映画の論点というか醍醐味になってます。

青年は天才的な操縦技術を持ちながら、敵を撃破することよりも生き残ることに執着し、乱戦になると真っ先に離脱するのです。

「家族のもとへ、必ず還ってくる」と妻と娘に誓った、たったひとつの約束のはずを・・・。

享年26歳の青年の話です。

娘は1歳のときでした。


この映画を見たら、藤井中尉の話を思い出しました。

映画の青年も、藤井中尉も、特攻隊員の教官でした。

教え子たちが次々と、特攻の梅雨と消えていきました。

その隊員たちを想い、藤井中尉は、特攻隊員に志願するのです。

当然ながら、重責を担っている藤井中尉には、特攻の許可が降りません。

だけど、2度、特攻隊に志願をしましたが、許可は降りませんでした。

藤井中尉の奥さんは、何度も、藤井中尉を説得しましたが、熱血漢でもあり、教え子想いであった藤井中尉の決意は固く、説得に応じませんでした。

そして、藤井中尉の奥さんは晴れ着を着せた次女千恵子ちゃん(1歳)をおんぶし、長女一子ちゃん(3歳)の手と自分の手をひもで結び、入水自殺したのです。

その遺書には
「私たちがいたのでは後顧の憂いになり、
思う存分の活躍ができないでしょうから、
一足お先に逝って待っています」
と書かれていました。

藤井中尉は、凍てつくような12月の荒川べりに変わり果てた愛する妻と子供たちの姿を見て、その前にうずくまり、やさしく砂を払い、そして、うめくように泣いたそうです。

藤井中尉はこの事件の直後、3度目の特攻志願を行いました。

今度は自らの小指を切り、血書嘆願でありました。

今度ばかりは軍も諸般の事情から志願を受理し、藤井中尉を特攻隊員として異例の任命を行いました。

藤井中尉は熊谷飛行学校で生徒達に大変人気がありました。

教えは厳しいが熱血漢で情に厚いということで、生徒達は藤井中尉を信頼し、尊敬し、あこがれを持っていました。

藤井中尉の送別会では、学校の幹部や生徒達で集めたお金で軍刀を贈りました。

藤井中尉は大変喜んでいたそうです。

事件のことはもちろん公になっておらず、誰も口にするものはいませんでした。

ただ、皆、噂ですでに知っており、別れを惜しんで流す涙がさらにつらいものであったことは間違いありません。

ここで、藤井中尉の遺書を紹介します。
「父も近く、お前たちの後を追っていけることだろう。
嫌がらずに今度は父の膝に懐でだっこして寝んねしようね。
それまで、泣かずに待っていてください。
千恵子ちゃんが泣いたら、よく御守りしなさい。
では、しばらく、さようなら。」

藤井中尉の話は、涙が止まりません。

今は、藤井中尉の望む日本となっているでしょうか?


映画の青年も、藤井中尉と気持ちは似ていることでしょう。

多くの青年が純粋に死んでいく、しかも、自分より若い、自分の教え子が特攻して、死んでいくのです。

その青年は、教え子が特攻に失敗していくのを直掩機(ちょくえんき)として何度も見ています。

天才的な操縦技術を持ったその青年は、教え子が何度も特攻に失敗した空母に特攻して映画は終わります。


私は、この映画を見て、なんて、小さいことに悩んでいたのだろう。
なんて、つまらないことを気にしていたのだろうと恥じ入る気持ちでいっぱいになりました。

今ある、生活に感謝する気持ちが強くなりました。

また、この特攻隊員が守った日本をまたさらに守りたいという想いが強くなりました。


永遠の0は、素晴らしい映画です。

絶対にお薦めします。


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