こんにちは
随分涼しくなりました。 か？
こちらでも空気が違うのが分かります。
ただそれも朝と夜だけかな・・・
こちら地方に市と商工会議所との協賛で、コロナ禍以降3度目の
プレミアム商品券が発売されました。
この商品券はこちらの自治体の飲食店や小売り店やデパート、生協。
そして抽選で勝ち抜いた大型電気店の中からケーズ電気、
そして中古車販売店、農機具店等で使えます。
今回は8000円で12000円分の商品券です。
プレミアム率50％
一人2冊の制限で親族に限り代理購入可ということです。
これだけじゃ～ネタにすることでは無いかな～
が
実は制限には裏があります。
それは、名前さえ記入すれば、
名字が違えど、住所がどこであろうと、架空の人物であろうと
確認は無しということなのです
私は疑問に思って商工会議所へ電話を入れてみました。
それが事実なのかと・・・
すると、ハイそうです。とハッキリと返事をされました
作業が増えるしそれに伴う人件費も発生するので、
確認もそれに関する証明等も必要ないですと。
何なら翌日にも購入可能だということです。
結局性善説に基づいて購入してもらう、
ってことなのでしょうね
なので、名前さえ記入できて、お金さえあればいくらでも購入できるということです。
勿論この発行数には制限があり、総額5億4000万！
そう直ぐには無くならない、ましてこの小さな地域。
しかし・・・
夫の職場で若い人たちが、中古車を購入する為、
100冊程買うと言っていたそうです。
後、後輩が以前のプレミアム商品券で、金額は違いましたが、
友人のスーパーで買い物をしないで、現金と交換してもらったとか
お店は後から商工会議所でその券と現金交換するわけなので、
誰も損をしないと言えばしないのでしょうが・・・
経済が回っていると言って良いのでしょうか
それらのことができるのなら、相当数の人達が殺到するだろうと思っていました。
何ならお隣の自治体、いや、他県からも購入可能なのです、
こんな販売の仕方で大丈夫？と。
大丈夫では無かったです
販売される場所が小高い丘にある交流センターでした。
それがまずかった・・・
そこへ行くのに何か所からも登れるわけでなく、
あらゆる道路から最終的に一つの道路に行かなければ目的地に
行けないのです。
案の定、車が渋滞してそこへ行かない人達まで巻き込まれ、
警察、市役所、商工会議所へクレーム電話の嵐だったそうです。
事故も起きて、結局夫の職場も大わらわだったそうです
私も途中まで行きましたが、そこへ向かう途中で、
考えられない距離から渋滞して車が動きませんでした。
私はちょうど横道に入れる狭い筋があったので、早々に諦め帰りました。
自宅へ帰える道でも、反対方向つまり交流センター方向への道は、
ずら～～っと車が渋滞していました
それもあちらこちらの筋で
その2時間後、急遽販売中止になったことを知りました。
後の販売は今後改めて販売の仕方を改善して知らされるそうです。
これは誰が悪いのか・・・
商工会議所でこれを企画した人、多分中堅どころでしょうか
もし若い人達が企画しても上がOKをだすわけですから。
こういう販売の仕方をするとどうなるのか？
あらゆる考えを想定しなければいけなかったのに、
5億4000万の半分は市の補助金（つまり私達の税金も含まれます）
これを必要とする人が平等に購入できないとですよね・・・
にしても、こんな大盤振る舞い且つずさんなプレミアム付き商品券販売は、
日本中でこちら自治体だけではないでしょうか