PGAジュニアリーグ北関東優勝決定戦 | プロゴルファー中島孝之の公式ブログ『ゴルフ上達の鍵@水戸』 ~明日へ向かって~

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プロゴルファーを目指す娘の成長を綴って行きたいと思います。


PGAジュニアリーグ北関東優勝決定戦と交流戦が、那須伊王野カントリークラブで開催されました。

栃木ディビジョンの4チームと茨城ディビジョンの上位4チームで行いました。

それぞれのリーグ上位2チームと下位2チームでリーグ戦を行い、午後に栃木ディビジョン1位の【那須ジュニアボーイズ】と茨城ディビジョン1位の【IBK  Glanz】で北関東優勝決定戦を行いました。

これってとんでもない事です。

北関東のジュニアゴルファーの聖地と言える場所です。

本当にありがとうございました。

PGAジュニアリーグに関しては、何度もブログで紹介させて頂きましたが、詳しくはこちらをご覧ください。



昨年チーム茨城は、チーム力を均等にしてどのチームにも勝つチャンスを与えました。しかし、今年は那須ジュニアボーイズが相当強いと聞いていたので、選考会を開催してトップチームを作り打倒那須ジュニアボーイズを目指したチーム作りを致しました。

トップチームのチーム名は…

IBK Glanz

Glanzとは、ドイツ語で栄光と言う意味があり、文字通り栄光を掴んで欲しいと言う気持ちで名付けました。

他にTEAM茨城は、男の子だけのチームBoys
女の子だけのチームGirls、小学3年〜5年生で構成され将来優勝を目指すべく編成されたRiseの3チーム、計4チームがあります。

茨城ディビジョンを制したGlanzは、栃木ディビジョン覇者の那須ジュニアボーイズと、北関東チャンピオンの座をかけて戦いました。

マッチ1

チームキャプテンのRくんとチーム最年少ながら世界ジュニアを制しているMちゃんのペア。

Max280ヤードのRくんの豪打とMちゃんの小技が噛み合えば、充分に勝機があると思っていたのですが…

プレッシャーなのか?Rくんのティーショットは乱れ、Mちゃんの小技も精彩を欠き、トーナメント仕様にセッティングされた伊王野のグリーンに対応しきれませんでした。

1フラッグを引き分けるのがやっとで、2.5ポイント対0.5ポイントと大きく差をつけられてしまいました。

マッチ2

昨年の優勝メンバーで、女子ペアながらGlanzのポイントゲッター、SちゃんとIちゃんのペア。

危なげなく1フラッグ目を取り、迎えた第2フラッグの1ホール目…

ワンオンを僅かに逃した花道からのアプローチを攻め過ぎて、惜しくもバーディーを逃してしまったGlanzに対して、確実にバーディーを獲得した那須ジュニアボーイズに1upを許してしまい、そのまま2フラッグ目を落としてしまいました。
第3フラッグも引き分けとなり、1.5ポイントつづとなりました。

この時点で2.0ポイント対4.0ポイント

マッチ3は1ポイント許した時点で負けが確定してしまいます。
 
マッチ3

中学生TくんとTくん…2人とも名前のイニシャルがTなので、苗字にしてSくんとSくん…

あれ?2人ともT.Sでした。

中学生T.Sコンビに小学3年生ながら選考会でトップのスコアを叩き出したKくんを加えたチームです。

1ホール目をバーディーで引き分け、2ホール目のパー3で…バーディーを逃したGlanzに対して、那須ジュニアボーイズはピン手前2.5メートルのバーディーチャンス。

これを決める事が出来ずに、流れはGlanzに傾いていました。

3ホール目、ピン横2メートルに付けたGlanzに対して、那須ジュニアボーイズはピン奥8メートル。

これを先に決められて、Glanzは決められずにパートしてフラッグを落としました。

2フラッグ目は引き分けたものの、3フラッグ目も落として2.5ポイント対0.5ポイント。


実力差は無かったと思います。

差があったとすれば、一番大切にしていたチームワーク。Glanzはプレッシャーなのか、コミュニケーションが取れていなかった様に感じました。那須ジュニアボーイズの方が、のびのび楽しくプレーをしていた様に見えました。

TVカメラが入り、勝つ事を義務付けられた中、本来のプレーをする事の難しさを感じました。

PGAジュニアリーグ TEAM茨城の戦いはこれで終わりましたが、那須ジュニアボーイズには、昨年茨城Girlsが果たせなかった全国制覇を果たして貰いたいと思いますが。 





優勝出来なくてごめんなさい。


来年こそ…


開催コースの関係者の皆様

PGA事業部の皆様

運営にご協力いただいた保護者の皆様

最後まで頑張ってくれた選手のみんな

今まで本当にありがとうございました。


監督として感謝し、幸せを噛み締めております。