無事に?転院 | 桜舞い散る。。。

桜舞い散る。。。

旧「Standing by the Vlossom」です。



大好きな恭央クンへの愛を胸に,残りの人生を生きてゆきます。

オヤジ殿、無事に転院しました。

不安要素がいくつか残っておりまして。

一つは痛みが残っていて、原因が掴みきれなかったこと。

3個の骨をボルトで固定したのだけど、もう一つ下の神経がまだ圧迫されているのかもしれないのですが、もしかするとせん妄が影響してる可能性がありそうなのです。大学病院の医師の話のニュアンスから感じ取ったのと、二人の医師の説明のときの父の様子を見てて、自分の都合の悪い話になると、痛い痛いと騒ぎ出すみたいだなーと思ったので。

そしてもう一つは、予想を遥かに超えてボケが急加速で進みすぎてしまったこと。

元々適応能力が低い上に、自分の着替えさえ母が出してくるような生活を続けてきた父が、自力で起き上がれない状態で誰も面会に行けない病室に押し込まれたら、色々と問題が出てくるだろうとは予想はしていたのですが…。

自分が一人では立ち上がることさえできないのを理解できてないし、判断力も無くなってしまってるので、家に帰りたいと言うばかりで、リハビリにちゃんと向き合えていないんです。

時々、辻褄の合わないことや被害妄想的な発言もあるし…。

悪循環で、思うように前に進まず、出口が見えて来ない😩 これがわたしたちがメンタル削られる一番の原因だったりします。

でも、転院先の対応や医師の話を聞いていて、ちょっと頑張らせてもらえるかもなと思いました。

いつも母に話すのですが、今今、命に関わる病状ではないので、後は病院にお任せするしかありません。

たくさんの予想外に直面して、頭を抱えながら、知恵を出し合って今できる最善を尽してきたので、それで良しとしようと。そして、これから何が起こるか想像するにも限界があるということを学んだので、取り敢えずはこれまで通り、何かあったらその時に考えようと、妹と話しています。

帰宅できても、頭がどのくらい回復するかは分からないし、ひょっとして歩く方も元には戻らないかもしれないということは、覚悟しておかなくちゃいけないのかなとは思っています。

そして帰り際。
コロナウイルスのせいで面会に来られないこともなかなか理解できていない父に、励ましの言葉とともに、会いには来られないこともはっきり伝えました。

もちろん、すぐに忘れてしまうだろうと思いつつ…。

その後事務の方から入院の説明を受けていると、栄養士さんが来て、父がお昼ご飯を食べないと言われました。声をかけても目を開けないと。

もしかすると、会えないよと言われたことがショックだったのかなーと言うと、妹が「そうかもしれない。シュン(. . `)ってなってた。」と言ってました。

母への負担や病院へ迷惑をかけないために言わざるを得なかったのですが、やっぱり父がかわいそうでなりません。

頭の回転が速くて、斜め上のジョークを飛ばしては、相手が???ってなるのを見て楽しんでた父が、こんなに早くこうなってしまったのは、家族にとってもショックが大きくて…。わたし自身もまだしっかり受け止められないでいます。

ほんとにこの2ヶ月間、うまく行かないことだらけで、家族は疲弊しきっています。

わたしも事故と愛車の大破も重なり、精神的にほんとにきつかったです。

それでも仲良し家族だからこその結団力と連携プレーで頑張って来られたのかなとも思います。

とりあえず、転院という区切りがついたので、一段落かな。

後は母のケア。

出口が早く見つかるといいなと願うばかりです。