激戦が続くリヴァイオン
ここで再び場面は替わり…
ミカド『うひぃ…どこに飛ばされたかと思いきや、こんな暑い洞窟に飛ばされるとはね💧』
ミカドは下がマグマになっている洞窟にいた。
すると…
*『侵入者発見!』
ササッ
ミカド『おや、君達は?』
*『煉獄の洞窟を守護する者…名はウロボロス!』
*『グレオン!』
*『ホークロッド!』
ウロボロス…かつてレンクが激闘を繰り広げた魔物。心の宝玉の番人をしていた。グレオンとホークロッドは部下に当たり、グレオンはゲストのピースに、ホークロッドはザクにやられている。超久しぶりの登場である←
ミカド『洞窟の番人ねぇ。じゃあ、バトルモンスターではないって事でOK?』
グレオン『バトルモンスターではないが、パル様の邪魔する奴は許さん!』
ドスドス
グレオンは襲いかかって来た。
ミカド『フン!』
パチン!!
ミカドはグレオンにデコピンをかました←
グレオン『ぐぼっ』
ドーーーン…
グレオンは戦闘不能に…
ウロボロス『な…デコピンでグレオンを倒しただと!?』
バサバサ!!
ホークロッド『隙あり!』
ミカド『君もこれで十分だよ!』
ドオォーーーン!!!
ホークロッド『ぐはっ』
ホークロッドはミカドの指突きで倒された。
ウロボロス『貴様…よくも2人をやってくれたな!』
ウロボロス『くらえ!!』
ゴゴオォォォォォ!!!
ウロボロスは波動を放ってくるも…
ミカド『フン!』
バーーーーン!!
ミカドは片手で波動を相殺…
そして
ミカド『嘆きの拳!』
ズドオォォォン!!!
ウロボロス『ぐはっ…』
ミカドの拳がウロボロスに炸裂!
ドスーーーーン!!!
そして、そのまま地面に倒れた。
ミカド『やれやれ、これじゃ退屈しのぎにすらならないね』
*『退屈しのぎにならないのなら、僕達が相手をしてあげよう』
ミカド『お…!』
ミカドの前には双子の戦士が姿を現した。
ミカド『顔そっくりだね~(笑)』
*『光の9戦士…ペクト!』
*『闇の9戦士…ラセルト!』
ペクトは光の9戦士の1人で、かつてリヴァイオンで勇者と言われていた戦士だ。ラセルトとは双子に当たる。
続いてラセルトは闇の9戦士の1人で、闇の勇者と言われていた。
ちなみに、無印では異世界から加勢にやって来たヘラクレスと魔蓮のコンビに倒されている。
ミカド『さっきの魔物達よりかはやりがいがありそうだね…!』
ミカドVSペクト&ラセルト
場面は替わり
サイオウ『実に汚い景色だ』
サイオウは何やら山の頂上らしき場所にいるようだが…
すると
ゴゴゴ…!!!
サイオウ『来たか』
*『我が領域を荒らす者…パル様に反逆する者は許さん!!』
ブワッ!
サイオウの前に巨人が姿を現した。
*『我が名は聖なる巨人!』
巨人の正体は聖なる巨人だった。
聖なる巨人は、かつてレンク一行が日照り山で激闘を繰り広げた山の精霊である。普段は魂状の姿をしているが、山が荒らされそうになった時は巨人の姿に実体化する。戦闘力はその辺の魔物よりかは遥かに強い。
サイオウ『お前1人で俺を満足させられるのか?』
すると、さらに…
ヒュッ
*『ならば、我々とも相手してもらおう!』
サイオウの前には2人の剣士が姿を現した。その内1人は、鬼のような風貌をしている。
彼らの正体は…
*『カルロス…!』
*『オニガムラ…!』
光の9戦士の1人カルロスと闇の9戦士の1人オニガムラだ。
カルロスはかつてリヴァイオンで最強の剣士と言われた戦士だ。
対するオニガムラは闇の戦士の1人で、かつてはカルロスと幾度となくぶつかり合った。つまり、当時におけるライバル関係とも言えるだろう。
無印では、カルロスとオニガムラ共にカイザーに倒されている。※オニガムラは異世界から助っ人で現れたガルザのフォローがあったおかげで勝てた。
サイオウ『3人なら少しは楽しめるか?どれ、遊んでやろう!』
サイオウVS聖なる巨人&カルロス&オニガムラ
場面は替わり
ヘリウス『みんなと合流…以前に何か腹が減ってきたの~』
すると…
ブワッ!
ヘリウス『何じゃ!?』
周囲に無数の目玉が出現
*『ダークアイ!』
ビビビビビーーーー!!!
無数の目玉が一斉に光線を放ってきた。
ヘリウス『先手攻撃か…。どれ、ちょっくら腹ごしらえするかのう!』
シュルルル!!!
ヘリウス『ペロリ…!』
ヘリウスは目玉を全て飲み込んだ。
*『ほう…ダークアイを食べてしまうとはな』
ヒュッ
ヘリウス『んん…お前さん達は?』
*『ネビア…。ラスターエイドの9皇だ』
場に現れたのは、ネビア、ドーア、レム、アシュラとラスターエイドの生き残りだった。※これも軽いおさらいですが、他の9皇は希望の戦士との戦いで戦死していますね。
ついでにキャラのおさらいもやっておきます←
ネビア:9皇No.2の実力を誇る全身ローブを纏った男。闇の力を操り、鬼法丸の師匠でもあった。無印では鬼法丸と激闘を繰り広げた。
アシュラ:6本の腕を持つ男。エネルギー系統の技を吸収する胃袋を持っており、体術などのレベルも高い。無印ではザクと激闘を繰り広げた。
レム:幻術使いの女。肩書きの通り、強力な幻術を操る。無印ではラゼルと激闘を繰り広げた。
ドーア:傀儡使いの男。強力な傀儡を何体も持っている。無印では十兵衛とディールと激闘を繰り広げた。
ヘリウス『ラスターエイド…あ~、思い出したわい。昔、リヴァイオンで散々悪い事をした連中じゃな』
レム『私達を知っているのね』
ヘリウス『知っているも何も、お前さん達の仲間がわんさか地獄に堕ちてきたもんでな(笑)』
ドーア『地獄だと…。貴様一体何者だ?』
ヘリウス『紹介が遅れたの~。俺はヘリウス。地獄の管轄者じゃ』
ネビア『地獄の管轄者か。これは面白くなってきたな』
ヘリウス(ラスターエイドといっても、俺からすればさほど脅威ではないが)
ネビア『…!』
ゴゴゴ…!!!
ヘリウス『おや…』
ネビア『我々は鬼法丸に破れ、戦闘力を失った。しかし、パル様が蘇生してくださったおかげで全てリセットされたのだ!』
アシュラ『それだけじゃない。前より強くなったぜ…ひぇっひぇっひぇ!!』
ヘリウス『それを差し引いても、俺の脅威ではないんじゃよ!』
ネビア『そうほざいていられるのも今の内だ』
何やら自信があるラスターエイドの幹部達だが…
場面は替わり
蓮紅『ナイトメア!!』
マリエル『ハァ!!』
バシャアアアアアン!!!
マリエルは巨大な波を発生させ、ナイトメアを相討ちに持ち込んだ。
ライア『マリエル、ちょっと後ろに下がってて』
マリエル『うん』
マリエルはライアの後ろに下がると…
ライア『ライオン神の怒り…今、ここに降り注げ!!』
ゴゴゴ…
空は真っ黒な雲に覆われ…
ライア『無限激雷!!』
バリバリ…ズドオォォォン!!!
周囲一帯に雷が降り注ぎ始めた。
蓮紅『おっと』
ライア『この技は僕が使用を続ける限り、ギガバピオン級の雷が降り注ぎ続ける!』
蓮紅『なっ…。まるで、ミラーユの無限流星群じゃねぇか』
ライア『こんな芸当ができるようになったのも、バトルソウルの覚醒…天雷ライオン神セクメトを発動したおかげさ!』
蓮紅(だが、何とかならない訳じゃない)
ヒュンヒュンヒュン
雷を避ける蓮紅だが…
ライア『甘いね』
すると…
バリバリ!!!
蓮紅『う…うがっ』
蓮紅に雷が炸裂した。
蓮紅『バカな…ちゃんと避けたはずだぞ』
ライア『僕が放つ雷はね、金属が大好物なんだよ』
蓮紅『金属…はっ』
蓮紅は自身が手にしている剣に気付いた。
蓮紅(そうか…剣が雷を引き寄せてしまった訳だな)
蓮紅『だったら…』
ライア『考えている間も、雷が君を襲うよ!』
バリバリ!!!
蓮紅『…!』
ヒュッ
ズドオォォォン!!!
雷が蓮紅に炸裂するも…
蓮紅『うおおおおお!!!』
ライア『なに!?』
蓮紅『俺がかたやぶりな事も知ってんだろ?』
蓮紅『お前が使用を続けるってんなら、使用者であるお前を叩けばいいまで!』
ヒュン!
蓮紅はライアの間合いを詰めると…
蓮紅『最大に勢いを高めたフィールソードだ!!』
ズドオォォォン!!!
ライア『ぐはっ』
ライアにフィールソードが炸裂した。蓮紅が言った通り、勢いを最大に高めた状態で放っているので、ギガグランド級の威力はあると見ていい。
蓮紅『ライア、まずはお前に気絶してもらう!』
追撃を加えようとする蓮紅
マリエル『させないわ!ウォータージャミング!!』
バシャアアアン!!!
蓮紅『ぐお』
マリエルは蓮紅の視界を妨害した。
蓮紅『あぐっ』
マリエル『このままくらいなさい!ハイドロマリンキャノン!!』
蓮紅『…!』
ブワッ!!
ドーーーン!!!
マリエル『なに!?』
蓮紅は巨大な腕を召喚し、マリエルの攻撃を防いだ。
マリエル『ちっ』
マリエル(あいつ…新技か何か習得したようね)
夜鬼"蓮紅、もう出し惜しみすんな。これじゃお前の体力も消耗するだけだ"
蓮紅『相手が相手だし、なるべく軽く済ませたいのはあったが、お前の言う通り…今のあいつらは一筋縄じゃいかんな』
蓮紅『なら…!』
ゴゴゴオォォォォォ!!!
マリエル&ライア『!?』
蓮紅『ヘルアンダーグラウンド…!』
続く