この世で怒らせてはいけない男は3人
ジョン・ランボー(男のリトマス試験紙シルベスター・スタローン)
ジョン・ウィック(ボッチ・THE・聖人キアヌ・リーブス)
そして、ロバート・マッコール(オスカー2度受賞いぶし銀のデンゼル・ワシントン)
デンゼル・ワシントン主演のイコライザー THE FINAL(邦題)
日本では遅れに遅れて公開されたジョン・ウィック4を見たお次はイコライザー。
続編が出る度に放映時間が伸びたジョン・ウィックに対してイコライザーはその逆。
どちらの作品も今回でシリーズ終了。
でもそんなの関係なし
どちらも開始早々にアドレナリン全開ぢゃ
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肉体的にも精神的にもキズついたマッコールはイタリアのアマルフィ海岸沿いの田舎町でキズを癒していき、その街を、人々を好きになる。
自分が生きてきた世界とは無縁の世界。
安住の地と心に決める。
イコライザーとしてつけていた腕時計を外す。
もう自分には必要ないから。
だが、そこに似つかわしくない存在がいる。
暴力とは無縁の田舎町を汚す存在に、次第にマッコールの怒りのバロメーターが貯まっていく……。
彼の目が表情が「イコライザー」の顔となっていく……。
観ている側もマッコールと同じような気持ちに。
戦いのゴングはーーーなんてなまっちょろいもんはない。死神の死刑宣告は静かに告げられるのだから……。
「逃げる」という選択肢を与えられたにも関わらず、脳ミソ空っぽの悪党は逃げることを選ばず、訳ワカメなおっさんを殺すことを選択。
選択肢を間違えたことにより、その運命は決まる。
ただでさえ悪党には情け容赦ないマッコール。
外した腕時計を再び着ける。
それは仕事だからではない。外から来た自分に対して、無償の愛をくれた善良な人々のためである。
社会のゴミには無情の裁きを下す……。
3作品の中で一番最強のマッコールおじさん。
前2作までのような取っ組み合いの戦闘シーンはない。デンゼル・ワシントンの年齢の影響もあるだろうから。それがかえってマッコールの強さの演出になってる。