ストップは設定しない方がいい理由とは? | FXはシグナルで勝つ!

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気分次第でブログ更新するアドです。


こんにちは。



週末は相場も休みなので、ちょっとだけ更新頑張ります^^




今回は、前回の続きで
インジケーターの類がどうこうって話をしようと思ったんですが
やっぱりやめて、ストップについての話を。



まぁ、これも気分次第ですw




僕も最初の頃は、色んな書籍を読みました。


それこそ最低限の知識は必要ですし、
投資というものが全くの初めてだったので
何もかもがわからない状態でしたから。



で、入門書的な書籍には必ず「ストップをおきましょう」
っていう話が出てきます。


「損失を限定すれば安定して勝てるようになる」とか、
「1に損切り、2に損切り、3・4がなくて5に損切り」とか。



これでもかっ!ってぐらい
損切りの重要性について語られています。



もちろん、僕も損切りは重要だと思っています。


損切り出来ない人は投資なんてしない方がいいと
考えてますので。



でも、ストップを置くことについては反対派です。



当然、プロスペクト理論を考えれば
損失が膨らんだ時に損切り出来なくて
ドカンと負けることは考えられますが、


そもそもストップ設定するようなトレードをしていてはダメなんです



なぜか?



その理由をこれから説明します。




以前、リスクリワードレシオ(R倍数)について
解説したことがあります。


ようは、

R倍数の高いトレードが出来れば
トータルをプラスにすることは簡単ですよ


みたいな話ですね。



で、そのためには平均損失を下げることが重要だといいました。



R倍数は、平均利益:平均損失で導き出されますので
分母となる平均損失が低ければ低いほど
R倍数が高くなるのは当然のことです。



もちろん、逆の考えもありますよね?


「平均利益を上げればR倍数は高くなる」と。




でも僕は、平均損失を下げろといいます。



これはなぜかというと、
平均損失はコントロール出来るからです。


ロスカットするのは自分ですから。



逆に平均利益はコントロール出来ませんよね?


エントリーした後にどこまで行くかなんて誰にもわからないんですから。



もちろん、目標値を設定して
「ここまで行くと考えられるからエントリーする」
というのは大事です。


しかし、「その目標値って100%到達するんですか?」


と聞けば、誰も「絶対に行きます」とは言えないんです。




目標に到達するためには、必ずいくつかの壁があるんですから。


その壁を1つずつ越えていかなければ
絶対に目標に到達することは出来ないんです。



もし途中で壁に阻まれたら?


当然、目標達成出来ず戻ってきます。





と、ここまでが前振りですw




で、ストップを設定はしない方がいいという話。



まず1つ目の理由です。




上記で説明したように、目標を達成するかどうかは
エントリー後の動きでわかります。


途中の壁で止まってしまったら、そこで利食いした方がいいですし
場合によっては薄利でも逃げなきゃなりません。



壁が高ければ高いほど超えることは難しいですから
そういうものが途中にある時は、すんなり目標を達成することは
難しいでしょう。





また、目標を設定する時の根拠も大切です。


結局、どこまで行くかわからないのが相場ですから、
目標を設定すること自体が「自分の都合」そのものだと言えます。
(厳密に言うとある程度は予測できます)



特に初心者の人は、「根拠」がありませんから
目標を決めろと言われても、どう決めていいかわからないです

もし決めたとしても、その過程にある壁の判断も出来ないので
途中で怪しい動きをしても全く気付かず、せっかくある程度
利が伸びているのに、結局建値や含み損になってトレードを
終了してしまうことも少なくないと思います。



それなのにです。



初心者向けの入門書には、

「目標の半分ぐらいのストップ幅を設定しましょう」

とか書かれてます。


これって明らかにおかしいですよね?



目標を決められない、決めても途中の怪しい動きを
チャートから感じ取れない初心者が
自分の都合で決めた目標値の半分にストップを置けば
負けて当然なんです。


こんなトレードしていたら、いつまで経っても勝てません。


なぜなら、その目標に何の根拠もないからです。

はじめから行くかどうかもわからない目標設定に対して
損失幅を決めることは、何の意味もないですよね?


だから負けて当然


というか、もし目標達成して勝った場合は「たまたま」です。




特に初心者に多い、コツコツドカンと負けるタイプの人。


目標決めれないから、少し利が乗ったら利食いして
損失拡大するとロスカット出来なくてドカンと負ける。


こういう人は、トータルで勝てていませんよね?



でもね。


これは、そういう人が悪いんじゃなくて

「目標の半分ぐらいのストップ幅を設定しましょう」

とか書いてる書籍が悪いんです。



目標の決め方とかも詳しく解説していないくせに
損切りが大事って言ったって出来るわけがない。


当たり前なんです。



例えば、目標値を50pipsに設定した場合、
ロスカット幅は25pipsになりますので、
建値から25pips逆にストップを設定したとします。



で、エントリーした後、チャートを見続けていたと。


順調に利が乗ればいいですが、逆行していったとしますよね?

含み損が10pips、15pipsと増えて行きます。


そして、設定した25pipsが目前になってきたと。



この時の心理状態としては、「あ~ヤバイな・・・」ですよね?きっと。


僕も経験あるので、よくわかります。



で、こういう心理状態になると、
ストップをずらしたり、はずしたくなるのは当然ですよね?


ただ黙って損失確定するのを見るよりも
何とかして損失を回避したいと思うのが人の心理ですから。




と言っても、ストップをずらすのもはずすのも
どちらもやってはいけないことですから、
当然、そういう行動した後は大負けする可能性が高いです。


だから、コツコツドカンとやられるんですが、
今説明したような心理状態になるから、1度は誰でも経験することなんですね。



で、これを回避するためには
やっぱり前回話した【基準】が必要なんです。


「ここを超えたら損失が拡大する」という基準がわかれば
それを回避しようとする行動を取れますので
当たり前のようにロスカット出来るようになります。




【基準】がないからこそ、損失幅だけを見てしまって
結局、「あの時ロスカットしておけば・・・」という
状態になってしまうんです。



ですから、1つ目の理由は


基準が明確でないストップを設定することに意味はないから

です。




で、次に2つ目。


どちらかというと、こっちの方が大事です。



僕のロスカットは全て成行です。


しかも、エントリーした直後に即切りすることが多いです。


「あっ、これダメだわ」と思ったら即切り。

こういうパターンが物凄く多いです。



だからこそ、平均損失が3~4pipsぐらいに抑えられてます。



この数値はスキャルだけの数値じゃないです。

デイトレも含めた数値になりますので、
どんな場合もロスカットする時は即切りです。



と言っても、僕もストップ設定することがあります。


「負けなしストップ」という名のストップですね。



エントリーした後に、

【この壁を越えればとりあえず伸びていく】

というポイントを超えた時点で、ストップを建値におきます。


で、「あとはどれぐらい伸びるか?」をチャートで確認しつつ
壁を越えるたびにストップを切り上げてトレールしていきます。



この辺も基準があるから出来ます。



余談になりますが、トレールっていうのは本来
pips単位でするものじゃないです。



もちろん、基準がわからない人はpips単位でもいいと思います。


20pips利が乗ったらストップを建値に。
40pips利が乗ったらストップを20pips下において利益確保。


こんな感じですね。



しかし、これも自分の都合ですよね?


20pipsは利益を確保したいという都合です。



本来は、

1.この壁で反発したら即利食いする

2.もし戻っても、ここで押しが入れば保有する
  =押しが入ったすぐ下にストップを切り上げる

3.押しが入らなければ薄利でもいいから決済する


のどれかの判断をしなければなりませんから、
ここに「pips」という単位は関係ないんです。



まぁ、余談なのでこの辺で。






話を戻して。


僕のロスカットは即切りという話の続きですね。



即切りと言っても様々で
秒単位のこともあれば、数分後のこともありますが


どれにしても、

「このトレードは失敗か成功か」の判断がすぐに出来ます



だから、ストップを設定している暇がないんです。



もちろん、2つ目の理由は

ストップ設定している暇がないから
というわけじゃないですよ?^^;





何が言いたいのかというと・・・



それぐらいピンポイントでエントリーすることが多いって意味です。



例えば、サポートラインを【基準】にして
ロングエントリーしたとすると、

当然、ストップはサポートラインの下に設定すると思うんですが
どこでエントリーするかが問題です。



仮にストップ幅を20pipsに設定した人が
ストップをサポートラインの下5pipsに置くとすれば
サポートラインから15pips離れたところでも
エントリー出来るんですが・・・



以下2つの場合じゃ全然話は違ってきますよね?


1.サポートラインが15pips下にある。
  ここでサポートされると判断してロングエントリー。


2.サポートラインに到達。
  その後、支持されて上昇を始めた後に15pips離れたところで
  ロングエントリー。



この違いわかりますか?


1の場合は、「サポートされると判断する」のはトレーダーの都合です。

実際にサポートされるかどうかは、そこまで行ってみての動きを
確認しないとわかりません。


簡単にぶち抜いて下落する可能性もあるわけですから
自分の都合通りに動いてくれるとは限らないんです。



で、2の場合は、サポートラインでしっかりサポートされたという
背景があり
、その後、上昇を始めたという事実があるわけですから
ロングエントリーは当然の選択といえます。


ですから、1と2を比べた場合は、
当然2が正解になるんですが・・・



厳密に言うと、2もダメです。


15pipsも離れてからエントリーなんてあり得ません!  




なぜかというと、理由は2つあります。



まず1つ目。

エントリー後15pips上昇するとは限らないから。


つまり、15pips上昇しない間にサポートラインまで戻ってくる可能性を
考えなければいけないということです。


R倍数を意識すれば、サポートライン反発後15pips離れたところで
エントリーした場合、少なくても15pips上昇する必要があります。

これでR倍数が最低ラインの1になりますので。



※R倍数が1以下の人は絶対に勝てません。
 もし現状で1以下ならば、真っ先に改善する方法を考えてください。
 絶対いつか死にます。 




次に2つ目。

最大でスプレッド+15pipsの含み損を抱える可能性があるから。



15pipsも離れてしまうと、エントリー直後に
サポートラインまで戻ってしまったら、


最大で、スプレッド+15pipsの含み損を抱えます。


でも、「またサポートラインで反発上昇して戻ってくるのでは?」
という期待を持ってしまうと、その含み損を我慢しなければならないわけです。



だって、サポートラインの反発を待たずにロスカットしてまってから
しっかりサポートラインが機能して建値まで戻ってきたら

「あ~、ロスカットしなければ良かった。。。」

となりますからね。



誰もそういう経験はしたくないですし、
もしこういう経験をした場合、

「あの時は戻ってきたから今回も戻るかも」

なんて変な期待感が次回以降のトレードにも影響するかもしれません。



また、含み損を抱えている時はメンタルに大きな負担をかけます。



「これ戻ってくるかな?」
「サポートラインで支持されるかな?」
「もっと確認してから入れば良かったな。。。」


含み損を抱えている時は、こういう考えを持ってしまいがちですよね?



ロスカットするかどうかも自分でコントロールできる部分ですが
大事なのは出来るだけメンタルに負担をかけないトレードをすることです。


メンタルに負担がかかるから、自分でコントロール出来るはずの
ロスカットでさえコントロール制御を失います。


でも、メンタルに負担さえかけなければ
面白いぐらいスパスパッとロスカット出来ます。



「10円の損切りと10万円の損切り」

どちらなら簡単に出来ますか?



この質問に対して「10万円です」と答える人はいないでしょう?


「10円ぐらいなら痛くも痒くもない」って人が
ほとんどのはずですから、ロスカット出来て当然なんです。




だからこそ、メンタルに負担をかけるという意味でも
15pipsも離れたようなポイントでエントリーすることは
あり得ないんです。






じゃあ、どうすればいいのか?



ここまでの話を見たらもうわかりますよね?

サポートライン反発上昇後、すぐにエントリーするのがベストです。


サポートラインでしっかり支持されたという背景、
その後、上昇を始めたという事実


このことから短期的であっても上昇することは目に見えてます。


だから、すぐエントリーです。



そうすれば、もし思うように上昇しない場合はすぐ逃げれますし、
エントリー直後に逆行してサポートラインを下抜けたら
すぐロスカット出来ます。




おわかりいただけるでしょうか?




サポートラインという【基準】をもって、反発上昇後すぐに
エントリー出来れば、わざわざストップなんて設定する必要はないですし、

【基準】に近いポイントでエントリー出来ているからこそ
損失幅も最小限に抑えることが出来る
わけです。



だって、サポートライン基準でロングエントリーしているなら
そのサポートラインを下抜けることで誰でもすぐに「これはマズイ」と
判断できますよね?


ですから、「建値から20pips下にストップを設定して」なんてことを
やっているうちはダメなんです。


つまり、こういうことをやっているということは、

1.基準がわかっていない
2.エントリータイミングが悪い


ということと同意です。




で、こういう話をすると、

もしかしたら、サポートライン下抜けてもすぐに戻して
上昇する場合もあるのでは?

もしそれが20pips以内だったらロスカットする意味がないのでは?



という人もいるかもしれませんが、



僕の回答は、「また上昇したら、その時に入りなおせばいい」です。


確かに、サポートラインを下抜けたと見せかけて
戻ってくる場合もあります。


ですから、こういう意見が出てくるのもわかるんですが、
実際に戻ってくるかどうかはその後の動きを見ないとわかりません。



少なくともサポートラインを下抜けるということは
支持するものが1つなくなるわけですから、
その後に下落してもおかしくない流れになります。




で、僕らが考えなきゃならないのは最悪な事態なんですね。


今回の場合なら、最悪の事態は

「サポートライン下抜け後に大きく下落すること」です。



ですから、最悪の事態を考えれば
出来るだけ早くその状況を回避しなければなりません。


それが

【サポートライン下抜け後すぐにロスカットする】です。



で、もし戻したら戻したで、またエントリーし直せばいいだけですよね?



最悪の事態になる可能性があるにも関わらず
ロスカット幅20pips逆行する前に戻ってくることを期待するより、

数pips単位でロスカットしておいて、
次のチャンスを待てばいいのは当たり前の話です。



仮に、1度のロスカット幅が4pipsだとしたら
1回で20pips負けることを考えたら5回負けれます。


だから僕はエントリータイミングを早めにして
ダメな時は即切りです。



と言っても、平均損失を数pips単位に抑えるのは
至難の業だと感じる人がいれませんので、コツを伝授します^^




大事なのは背景と事実です。


先ほどの例だと、

サポートラインで支持されたという背景
=下げ止まったと判断できる

その後、上昇し始めたいう事実
=下げ止まった後に上がる動きを見せた


この2つから、下がるか上がるかしかない相場で
どちらに行くか?と聞かれれば、当然「上がる」と答えられるはずです。



他にも、


今までボリンのミドルバンドよりも下で推移していたのに
やっと上抜けたという背景

=下落相場から上昇相場への転換と判断できる

その後、ミドルバンドで反発して上昇し始めたという事実
=上昇相場の転換を示唆した後に上がる動きを見せた

これもやっぱり、ここから上がるか下がるかと聞かれれば
当然「上がる」と答えられるはずです。



ようは、こういう状況でエントリー出来れば
少なくとも逆行することはほとんど【無い】わけですし、
少なからず含み益が出ます。


あとは、更に上昇相場へと移行するための基準を
順にクリアできていければ利が伸びます。



ただこれだけのことなんです^^




大事なのは、【基準】を明確にすることとエントリーを躊躇しないことです。


この2つが出来れば、とりあえず勝てるトレードが出来ます。



どうでしょう?



今回の話で、勝てるトレードをする上でストップ設定なんて
全く意味がないということを感じていただけましたか?




もちろん、初心者の方はストップ設定した方がいいと思いますし、
僕も初心者の方にはストップ設定を推奨しています。


しかし、早い段階でストップ設定が必要なく、ダメな時は即切り出来るような
トレードが出来るようになって下さいというのが本音です。





ストップ設定に頼ることなく即切り出来る基準を判断する力が付き、
躊躇なくロスカット出来るメンタルをものに出来た時が
あなたが勝ち組になるためのターニングポイントと言えるのではないでしょうか?







今回は以上です!



次回はまた気分次第でw



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